2試合連続先頭打者本塁打の田中広輔!今後10年1番を死守せよ

カープの切り込み隊長に定着しつつある田中広輔が2試合連続本塁打を放った。

阪神タイガースの松永浩美が、1993年8月20~22日の対ヤクルトスワローズ3連戦で記録した3試合連続先頭打者本塁打の日本記録に並べるか?

1番ショートの系譜を受け継げるべき選手、田中広輔

昨年のルーキーシーズンから積極的に起用されてきた田中広輔。

シュアなバッティングと年間20本塁打は打てるだろうパンチ力を兼ね備えた選手である。

キャンプ中からトップバッターでの起用も期待されたが、バッティングの調子が上がらず、開幕戦のトップバッターは鈴木誠也に譲り、田中広輔は8番で迎えた。

その後、トップバッターは固定されず、開幕から20試合までは日替りであった。

開幕21試合目から田中広輔がトップバッターを18試合連続で務めているが、開幕20試合目までの1番は以下の選手が起用されていた。

◆野間峻祥:9試合
◆丸佳浩:7試合
◆安部友裕:5試合
◆鈴木誠也:2試合
◆菊池涼介:1試合

昨年2014年も12人と多くの選手がトップバッターを務めている。

◆堂林翔太:53試合
◆天谷宗一郎:22試合
◆梵英心:20試合
◆丸佳浩:16試合
◆木村省吾:11試合
◆鈴木誠也:7試合
◆田中広輔:6試合
◆ロサリオ:5試合
◆中東直己:1試合
◆小窪哲也:1試合
◆菊池涼介:1試合
◆赤松真人:1試合

強いチームには4番とエース、そして抑えの切り札がいると言われるが、実は1~3番もしっかりしている。

田中広輔にはこのままトップバッターに定着してもらい、菊池涼介、丸佳浩と同級生での1~3番トリオを、今後10年誰にも渡さないでもらいたい。

 

カープには、高橋慶彦、野村謙二郎と1番ショートでチームの顔であった選手がいた。

田中広輔にもその系譜を継いでいってもらいたいが、ここまで36試合に出場して、打率.306、本塁打3は合格点としても、盗塁3、失策5は納得いかない数字である。

田中広輔には、3試合連続先頭打者本塁打の記録よりも、堅実なプレーや機動力を期待したい。

 

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