2015年5月4日(月・祝)の対読売ジャイアンツ@マツダスタジアム、インフィールドフライを巡るプレーから、カープはラッキーなサヨナラ勝ちを収めた。
このプレーを見て、オールドファンは1991年に逆の立場で達川光男が犯したプレーを思い出したことだろう。
インフィールドフライは打者即アウト!
9回裏2-2の同点、1死満塁で代打小窪哲也はマウンドとホームベースの間に高くフライを打ち上げた。
動画を見るとわかるのだが、3塁塁審はインフィールドフライを宣告している。
インフィールドフライが宣告された時点でバッターアウトとなるので、ランナーは後ろの走者に追い出される必要がなく、進塁する義務がないのでタッチプレーとなる。
しかしながら、読売ジャイアンツの内野陣はフォースプレーと勘違いし、走者にタッチしなかった。
主審がインフィールドプレーを宣告していないからという意見があるが、あの飛球であれば内野手はインフィールドフライと考えるべきだろう。
逆に言えば、タッチされていればダブルプレーとなっていたので、3塁走者の野間峻祥は実は走塁ミスを犯している。
走塁コーチの石井琢朗にきっちり絞られていることだろう。
実は1991年6月5日、全く逆のプレーでカープは横浜大洋ホエールズにサヨナラ負けを喫している。
スコアも全く同じ。
2015年5月4日のプレーに関しては、3塁ベースコーチャーの石井琢朗が猛ダッシュで主審に抗議をしているが、同時在籍していた横浜大洋ホエールズでのこのプレーが頭にあったのかもしれない。
(投手:石井忠徳としての最終年でベンチに入っていたかは不明。
1992年より改名&コンバートして野手:石井琢朗となっている。)
1991年のプレーも2015年のプレーも、3塁走者はインフィールドフライにも関わらずスタートしている。
プロ野球と言えど、難しいプレーなんだろうか?
野球の中でも特殊なルールの一つであるが、子供たちの為にも、しっかりとルールを把握しておくべきだ。
関連記事:
- 日本野球機構(NPB)に各球団が提出する意見書は意味がある?ファンでも出せる?
- 敬遠申告制に大反対!野球は間のスポーツで考える間であり、流れが止まる!
- 交流戦男?記録にも記憶にも残るサヨナラ打を放つ赤松真人!
- 新井貴浩が高橋尚成を、小早川毅彦が江川卓を引退に追い込んだHR
- ウェスタンリーグ松坂大輔をカープ打線が滅多打ち…松坂には復活してもらいたい!