内野はどこでも守れる上本崇司がスイッチヒッターに挑戦中。
打撃力アップで出場機会の増加を目指している。
野球センスを感じる選手が多いスイッチヒッター
昨秋に監督に就任した緒方孝市、秋季キャンプで上本崇司に目を付け、スイッチヒッターの挑戦を促した。
プロ入り1年目、2年目と安打は2本ずつ。
守備固めでの登場が多いイメージだ。
(+ムードメーカー)
俊足巧打の選手は出場機会を増やすべくスイッチヒッターに挑戦することが多く、上本崇司も緒方孝市の目に留まった。
スイッチーヒッターは野球センスの塊+並々ならぬ努力がないと成就しない。
それが可能な選手と緒方孝市が判断したのだと思う。
カープの過去のスイッチヒッターについて調べてみても、野球センスの塊の選手が多い。
主な選手と通算成績についてまとめみた。
名前 | 主なポジション | 打数 | 安打 | 打率 | 本塁打 | 盗塁 |
高橋慶彦 | 遊撃手 | 6510 | 1826 | .280 | 163 | 426 |
山崎隆造 | 外野手、三塁手 | 4946 | 1404 | .284 | 88 | 228 |
正田耕三 | 二塁手 | 5392 | 1546 | .287 | 44 | 146 |
木村拓也 | ユーティリティ | 4000 | 1049 | .262 | 53 | 103 |
木村昇吾や上村和裕もスイッチヒッターの時代があった。
(ピッチャーの川口和久も)
しかし、現役選手にスイッチヒッターはいない。
高橋慶彦-山崎隆造の1-2番コンビはカープ黄金期の象徴であり、山崎隆造-正田耕三-高橋慶彦の1-2-3番は、大洋ホエールズのスーパーカートリオ以上にロマンがあった。
近代野球でスイッチヒッターがこれだけ並ぶ打線は考え辛いが、上本崇司がどのような選手になっていくのか?
タイプとしては木村拓也を目指し、スイッチヒッターだけでなく外野も守れるようになれば、生きていく道が大きく開けるのではないだろうか?
ユーティリティープレーヤー、書くのは簡単だが、並々ならぬ努力が必要だ。
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