明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
さて、2015年の広島東洋カープ、黒田博樹と前田健太の両輪が揃う唯一の年になるかもしれない。
前田健太ポスティング、黒田博樹引退を賭けた1年に。
2014年シーズン、前田健太の成績が良ければポスティングをしていたかもしれない。
2014年シーズン、黒田博樹の復帰を本気で信じていた人はどれだけいただろうか?
この2人が同じチームでWエースとなる巡り合わせ、実は非常に低い確率だったはずだ。
前田健太がルーキーであった2007年、黒田博樹はカープでFA前最後のシーズンを過ごしていたが前田健太は1軍に上がることはなかった。
色々な巡り合わせで同じチームの両エースとなった2人、2016年以降もこの関係が続く可能性は低いかもしれない。
前田健太はポスティングでのメジャー移籍を視野に入れている。
黒田博樹には引退の二文字が常に付きまとう。
実は2人ともが2016年にカープに在籍する可能性として考えれるのは、前田健太の成績が悪くて黒田博樹の成績が良い時に限る。
ファンとしてはそんなことは考えられないだろう。
1番美しいストーリーは、前田健太18勝、黒田博樹18勝でカープ優勝。
背番号18を背負う前田健太は、通算100勝を達成しポスティングへメジャーリーグへ。
メジャーリーグで背番号18を背負った黒田博樹は、日米通算200勝で現役引退。
黒田博樹はカープが優勝したら、個人成績が良かろうと悪かろうと引退するのではないかと思う。
金額や個人成績で考えない男であり、カープを優勝させることができればユニフォームを脱ぐような気がしてならない。
2015年はそんな年であって良いと思う。
黒田博樹が見せた男の心意気を見ていると、こんなロマン溢れるストーリーがあり得るような気がしてならない。