近代プロ野球では、先発投手は中6日が一般的である。
中5日を中心とするケースもあるが、各球団5~6人の先発投手を必要となる。
2014年の先発投手起用人数比較
開幕時に決めた先発ローテーションで1年乗り切れることはほとんどない。
メジャーリーグでは、2013年のマリナーズが達成したことがあるが、1年通して起用した先発投手数が少ない方が、先発投手・先発ローテーションが安定していたと言える。
セ・リーグ | 先発投手 起用人数 |
24試合以上 先発した投手 |
パ・リーグ | 先発投手 起用人数 |
24試合以上 先発した投手 |
読売 | 13人 | 杉内俊哉26 | ソフトバンク | 14人 | スタンリッジ26 中田賢一25 |
阪神 | 12人 | メッセンジャー31 能見篤史26 藤浪晋太郎 25 |
オリックス | 12人 | 金子千尋26 ディクソン26 西勇輝24 |
広島 | 10人 | 前田健太27 大瀬良大地26 |
日本ハム | 10人 | メンドーサ26 大谷翔平24 |
中日 | 16人 | 山井大介27 大野雄大25 |
ロッテ | 10人 | 涌井秀章26 石川歩25 |
DeNA | 13人 | 久保康友28 井納翔一25 モスコーソ24 |
西武 | 13人 | 牧田和久26 |
ヤクルト | 16人 | 石川雅規27 ナーブソン24 |
楽天 | 14人 | 則本昂大28 辛島航25 |
24試合以上先発した投手を掲載したのは、144試合制で6人のローテーションとすれば、1年間ローテーションを守れば24試合には登板するはずなので。
先発投手起用人数にはシーズン終盤の若手起用も含まれるので、単純には比較できないかもしれない。
数字だけをみれば、セ・パ共に3位だった広島と日本ハムが10人と最少で安定していた?
あまりチーム順位と先発投手起用数には相関がなさそうだ。
逆に考えれば、先発投手よりもセットアッパー・ストッパーの比重がそれだけ高いということだろう。
2015年のカープ、前田健太、黒田博樹、大瀬良大地、クリス・ジョンソン、野村祐輔、福井優也、九里亜蓮、戸田隆矢・・・
何人の投手が先発として起用されるだろうか?
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