緒方孝市新監督が正式に発表された。
現役引退後直ぐ野村謙二郎監督が就任するとともにコーチ職に就き、カープが強くなる一翼を担っていた。
更なるチーム力アップを期待し、就任1年目からの優勝を果たしてほしい。
選手だけでなく監督の入れ替えがスムーズな良い流れ
プロ野球の監督交代には大きく2つの流れがあると思う。
1つは成績不振による解任。
2つ目は監督サイドからの辞任。
前者の場合は、球団も抜本的な改革が必要になることが大きく、外から血を入れるケースが多い。
球団によっては外様監督にするケースも多いが、カープは基本的には球団経験者のみ。
それでもマーティ・レオ・ブラウンや野村謙二郎は内部昇格ではなく、当時の低迷から大きく変貌させようとしていたことが見られる。
マーティにしても野村謙二郎にしても、やり方は違えど与えられた戦力でチームを強くしようとしていた点はとても評価できる。
後者の場合、チーム力が落ちていないのであれば、その流れを踏襲していかなければならない。
内部昇格が一般的。
読売ジャイアンツの長嶋茂雄⇒原辰徳、阪神タイガースの星野仙一⇒岡田彰布はその流れで、新監督就任後早い時期に優勝を果たしている。
中日ドラゴンズが優勝しながらも落合博満⇒高木森道にしたのは流れに沿っておらず、その後チームが低迷した。
(落合博満は辞任ではなく解任ではあるが・・・)
カープで言えば、赤ヘル常勝軍団を作った古葉竹識が1985年に勇退した後、阿南準郎が内部昇格し一年目に即優勝。
良い流れの時は、チームを知っている人物の内部昇格がベストである。
野村謙二郎も優勝を果たすことはできなかったが、毎年Bクラスだったチームを2年連続のAクラスに引き上げた。
そして今年は優勝争いできるチームにまで育てた。
常勝軍団とまでは行かないが、勝てるチームの礎(土台)を築いたといえる。
この礎を基にチームを作るとすれば内部昇格が1番。
現役時代は俊足・巧打でチームの中心にいた二人、野球観も似ていると勝手に推測している。
それだけに就任1年目から期待しかない!!!!!
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