読売ジャイアンツ優勝!!MVP候補が見当たらないチームの結束力

2014年、読売ジャイアンツが優勝を決めた。

カープが優勝をアシストしたところはいただけない。

今シーズンの読売ジャイアンツの戦力を見ると、誰がMVPになるのか見当もつかないくらいの戦力だ。

 

MVPは菅野智之?長野久義?阿部慎之助?それとも鈴木尚広?

チーム全体をみて、ずば抜けた成績を残した選手は見当たらない。

投手であれば菅野智之?

ここまで12勝で防御率もトップ。

シーズン途中で1ヶ月以上ローテーションを外れていたので、シーズンMVPとなると違和感がある。

 

野手を見ると、一番打率が良いのが長野久義だが、3割には届いていない。

長野久義も一時戦線離脱していたので、これまたシーズンMVPとなると引っ掛かるものがある。

となると阿部慎之助か?

成績はパッとしないが、後半戦は4番に座り捕手としてリーダーとしてチームを引っ張った。

 

そして大穴は鈴木尚広。

鈴木尚広の足で何試合勝ったかわからない。

鈴木尚弘が代走で出てくると球場の雰囲気が豹変する。

一人で試合の流れを変えられる選手。

毎試合ベンチにいるだけで相手チームは脅威に感じていたことは間違いない。

近代野球は中継ぎ投手が注目を浴びており、2011年には浅尾拓也がMVPを獲得した。

投手では分業制が確立され、中継ぎからMVPが選出される時代、足のスペシャリストがMVPを獲得しても不思議ではない。

 

2013年シーズンは東京ヤクルトスワローズのバレンティンがシーズンのホームラン記録を塗り替えて、優勝チーム以外からMVPに輝いた。

しかし今年は、読売ジャイアンツ以外の選手でずば抜けた成績を残した選手はいない。

おそらく読売ジャイアンツの選手からMVPが選ばれるだろう。

記者投票で決まるMVP、票は割れると思う。

過去最低の投票数のMVPが誕生するかもしれない。

 

今年のジャイアンツは戦力が整っておらず、他チームにも優勝のチャンスがあると言われていた。

しかし、逆にジャイアンツの強さを見せつけられた感じだ。

野球が上手く野球を知っている軍団。

個々が例年通りの成績を残していたらと考えると恐ろしい。

カープも戦力がUPしているが、野球の質をみると、まだまだジャイアンツとは大きな差があるように感じる。

 

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