2015年のペナントレースも勝負の9月を迎えた。
借金4ながら首位阪神タイガースとは4.5差、逆転優勝の可能性は大いにあり得る。
初優勝した1975年は9・10月で貯金15!
カープは、8月の戦いを終えて借金が4。
4月末までに作った借金を大きく増やすでも減らすでもなく、借金3前後を4か月くらい行ったり来たりしている。
借金が返せそうで返せないもどかしい戦いが続いているのだ。
【2015年カープ月間成績】
月 | 勝利 | 敗北 | 分 | 勝率 |
3・4 | 9 | 16 | 0 | .360 |
5 | 14 | 12 | 0 | .538 |
6 | 9 | 9 | 1 | .500 |
7 | 10 | 10 | 0 | .500 |
8 | 13 | 12 | 0 | .520 |
4月末までに7つの借金を作ったが、5月以降は五割以上の勝率で戦っている。
決して強いとは思わないが、弱くもないのが今のカープ。
何かがかみ合えば、誰かが救世主として表れれば、連勝街道を突き進み一気に貯金ができるような気がする。
ただ、その”たられば”がどのように起こるのかは、全くわからない。
混戦のセントラルリーグ、貯金を5くらいまでに持っていけば、優勝の可能性はまだまだあり得る。
そのためには、9・10月の残り試合で貯金を9つ作らないといけないが、不可能な数字ではない。
カープが初優勝した1975年には、9・10月で貯金を15も作っているのだ!
【1975年カープ月間成績】
月 | 勝利 | 敗北 | 分 | 勝率 |
4 | 8 | 9 | 1 | .471 |
5 | 12 | 8 | 3 | .600 |
6 | 12 | 9 | 1 | .571 |
7 | 8 | 8 | 0 | .500 |
8 | 13 | 9 | 2 | .591 |
9・10 | 19 | 4 | 4 | .826 |
1975年も数は違えど借金を抱えてスタートしている。
6月には一旦首位に立っているが、その後は2位になったりしていた。
8月末には中日ドラゴンズと1.5差を付けて首位に立ち、9月以降のラストスパートで優勝のゴールを切ったのだ。
1975年のカープは、9・10月の27試合を、勝率.826で走り抜けた。
2015年のカープの9・10月の残り試合は、1975年とほぼ同じで28試合。
この残り28試合を21勝7敗でいけば、1975年の9・10月とほぼ同じ貯金数となるが、ほぼ2勝1敗ペースの18勝10敗で最終的な貯金は4になり、優勝の可能性が見えてくる。
1975年の9・10月の勝率を見れば、不可能な数字ではないので、最後まで諦めずに戦ってもらいたい!
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