2014年も夏休みに入り、プロ野球も勝負の夏場に突入。
カープはシーズン開幕当初の勢いから貯金を減らし、貯金5で首位読売ジャイアンツと4ゲーム差の現在3位。
ここからの逆転優勝は可能だろうか?
最大借金14から2ヶ月で3まで減らした2013年
2013年のクライマックスシリーズ進出。
梅雨時までは借金10前後を行ったり来たりしていた。
起爆剤として獲得したキラ・カアイフエが来日し、いきなり横浜スタジアムでホームランを放ったのが7月9日。
7月9日時点で借金は11であったが、7月24日までに借金を増やし14まで拡大。
そこを最大借金としてチームは巻き返しを図り、最終的には借金を3まで減らし3位に入りクライマックスシリーズの進出を果たしたのだ。
2ヶ月間で11の勝ち越しを果たしたことになる。
2014年は7月24日現在で貯金5。
去年と比べれば雲泥の差だ。
ここから昨年同様の勢いを見せれば貯金は16まで伸びる。
交流戦前に最大貯金12あったが、それ以上となる可能性があるのだ。
11の勝ち越しはゲーム差にして5.5ゲームの換算になるので充分に首位読売ジャイアンツを捉えられる。
ペナントレースの勝負は夏からと多くの評論家が語っているが、正に今からが勝負である。
起爆剤となるか?デュンテ・ヒース
カープは新外国人投手、デュンテ・ヒースの獲得を発表した。
全く報道されていなかったし、今年のカープは外国人選手の当たり年で調子が良くても2軍に行かなければならず、そのやりくりに良い意味で苦心していた。
このような状況で新外国人投手の獲得、驚きだ。
先発型ということで調子の上がらないバリントンと競わせる方針かもしれない。
2013年はキラ・カアイフエの獲得が起爆剤になったと同時に、夏場以降に先発4本柱、前田健太、バリントン、大竹寛、野村祐輔が安定した成績を残しクライマックスシリーズ進出。
球団はデュンテ・ヒースに起爆剤、先発投手としての活躍、両方を期待してのことかもしれない。
期待してるぞ、デュンテ・ヒース!!
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