2017年シーズンに向けて、新入団選手の背番号や球団内で背番号が変更する選手の発表が行われている。
現役を引退した倉義和が付けていた背番号40は、優勝した2016年に第三の捕手としてシーズン通して1軍にいた磯村嘉孝が付けることになった。
カープの背番号40は捕手が付けるケースが多いが、高橋慶彦が入団時に付けていた背番号でもある!
往年のカープファンにとって、背番号40は達川光男のイメージが強いのではないだろうか?
そして、現役引退した捕手倉義和も背番号40を付けており、来年からは磯村嘉孝が付ける。
日本球界としては、背番号22と27がキャッチャー番号として定着しているが、カープの場合は、球団としても”背番号40は捕手”というイメージを持っているのだと思う。
これまで、カープで背番号40を付けていた選手について調べてみた。
年 | 選手 | ポジション |
1950 | 灰山元章 | コーチ |
1954-1956 | 山本通夫 | 外野手 |
1957-1958 | 菊地武和 | 投手 |
1959-1960 | 大羽進 | 投手 |
1961 | 宣山明 | 内野手 |
1962-1966 | 久保祥次 | 捕手 |
1967-1974 | 東山親雄 | 捕手 |
1975-1977 | 高橋慶彦 | 内野手 |
1978-1992 | 達川光男 | 捕手 |
1993-1996 | 吉本亮 | 捕手 |
1996 | 入来智 | 投手 |
1997 | 吉本亮 | 捕手 |
1998~2016 | 倉義和 | 捕手 |
2017 | 磯村嘉孝 | 捕手 |
*1996年シーズン途中に、吉本亮と近鉄バファローズの入来智で交換トレード
1996年オフに、入来智+御船秀之⇔吉本亮で交換トレード
達川光男以前にも、久保祥次、東山親雄と捕手が付けていた期間が長い。
しかし、その間にはあの高橋慶彦が入団時から3年間だけ背番号40を付けていたのである。
そして、高橋慶彦が背番号2に変えたシーズンから背番号40を付けたのが達川光男。
高橋慶彦から達川光男・・・不仲と言われる2人が背番号40を継承しているとは、何だか不思議な話である。
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