2016年に11年ぶりのAクラスとなり、初めてのクライマックスシリーズ進出を決めた横浜DeNAベイスターズ。
見事にファーストステージを勝ち上がり、カープとファイナルステージで激突した。
21世紀に長く低迷していた両チームがクライマックスシリーズのファイナルステージで激突するのは感慨深いものがある。
(2017年シーズン終了後に加筆訂正。)
カープとベイスターズが共にAクラスだったのは過去何回?
2007年から始まったセントラルリーグのクライマックスシリーズ。
カープとベイスターズが共に進出するのは初めてのことである。
そもそも、この両チームが揃ってAクラスに入るのは1997年以来19年ぶりのことなのである。
しかし、この年3位だったカープは残念ながら借金3。
2016年はベイスターズが借金2ながら3位になっているのと同様に、両チームとも勝率5割以上ではなかった。
実は、2001年には共に勝率5割以上であったが、カープは残念ながら4位であった。
共に勝率5割以上でAクラスとなると1983年以来無く、この年のベイスターズはちょうど勝率5割であった。
共に貯金を作ってのAクラスとなると、1979年以来いなかったが、2017年に2度目の実現!
調べてみると、長いプロ野球の歴史の中でカープとベイスターズが共にAクラスだったのはたったの6回しかなく、共に貯金を作ってのAクラスは1979年と2017年の二度しかないのである。
年 | カープ | ベイスターズ |
2017 | 優勝 | 3位 |
2016 | 優勝 | 3位* |
1997 | 3位* | 2位 |
1990 | 2位 | 3位* |
1983 | 2位 | 3位± |
1979 | 優勝 | 2位 |
*:借金、±:勝率5割
共にAクラスに入るのは、確率論的には3/6×2/5=1/5。
1/5なので、5年に1回は実現しても良い話である。
カープは1950年の球団創設から初優勝した1975年までの間、Aクラスに入ったのは1968年(3位)の一度だけなので、仕方ないと言えば仕方ない。
しかし、近年メキメキと力を付けている両チーム、今後は共にAクラスの常連となり、セントラルリーグを引っ張っていってもらいたい!
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