2016年8月27日(土)対中日ドラゴンズ@ナゴヤドームの延長10回、新井貴浩が満塁本塁打を放った。
新井貴浩は通算10本目の満塁本塁打(カープ在籍時に限れば8本目)。
延長で満塁本塁打を放ったカープの選手は新井貴浩で4人目の快挙!
試合が延長に入るという事は、試合は拮抗している証拠。
両チームとも勝ち試合の継投で来るので、簡単に大量得点が望める展開ではない。
その為、延長回で満塁サヨナラ本塁打を放ったことがある選手も少ない。
カープでは4人しか記録していないのである。
年 | 名前 |
1997 | 江藤智 |
2004 | 緒方孝市 |
2008 | シーボル |
2016 | 新井貴浩 |
緒方孝市は満塁本塁打を通算7本放っている。
⇒ カープでの通算満塁本塁打数ランキング!1位はやはり山本浩二!
その内の1本が延長回での満塁本塁打だが、それ以外にも記憶に残る満塁本塁打を放っている。
それは、1997年9月11日に放ったサヨナラ満塁本塁打。
9回裏3点差で迎えたツーアウト満塁から放ったお釣りのない逆転サヨナラ本塁打。
9回裏ツーアウトから3点差をひっくり返したサヨナラ満塁本塁打は、過去に4例しかないのだ。
日付 | 名前 | 所属 |
1954年4月27日 | 青田昇 | 洋松 |
1982年5月23日 | 長崎啓二 | 大洋 |
1997年9月11日 | 緒方孝市 | 広島 |
2001年9月30日 | 藤井康雄 | オリックス |
およそ20年に一度しかでない記録と言える。
2001年に大阪近鉄バファローズの北川博敏が、9回裏3点差をひっくり返す代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打を放ち、これ以上の肩書付きの本塁打はないと言われているが、延長回のツーアウトからと言うシチューエ―ションとなれば、本当にこれ以上のものはないだろう。
優勝決定試合で、同点で延長に入って、表のチームに3点差をつけられないといけないので、天文学的な確率となるだろう。
関連記事:
- None Found