2016年、カープは25年ぶりの優勝を果たした。
思えば、カープ創設が1950年で初優勝は1975年、初優勝までに要した期間は25年(球団創設から26シーズン目)。
カープには25と言う数字が因縁ある数字なのかもしれない。
25年ぶりの優勝に背番号25新井貴浩が躍動した2016年版広島東洋カープ!
2016年にカープが優勝できた要因として、様々な事が上げられる。
前田健太の穴を埋めた野村祐輔。
ジャクソン、中崎翔太を軸にした安定感あるリリーバーの確立。
1~3番を固定したタナキクマルの活躍。
神ってる男鈴木誠也の大成長。
そして、投打の柱である黒田博樹と新井貴浩の存在を忘れてはならない。
黒田博樹は昨年からローテーションを守り安定した成績を残していたが、新井貴浩は見事に復活を果たした1年であった。
カープに復帰した2015年は、代打でスタートしてから徐々にスタメンを勝ち取り、4番に座るようにもなったが、それでも物足りない成績であった。
しかし、2016年は打点王も狙えるかという数字を残しており、打率3割、本塁打20本も狙える位置におり、4番としての重責をしっかりと果たしている。
そして、その背中で若いチームを引っ張ってくれた。
背中の背番号は25。
カープ入団から阪神へFAで移籍した後も付けていた番号で、新井貴浩の代名詞とも言える。
しかし、カープに復帰した昨年は、25番を高橋大樹が付けていた為に空き番号であった背番号28を付けていた。
そして、2016年に背番号25新井貴浩が復活!
2016年カープ優勝は新井貴浩の為の1年であったかもしれない。
今年のカープはMVP候補がたくさんいる。
その筆頭にも挙げられている新井貴浩、「25」yearとしてMVP受賞が相応しいと言えるだろう。
関連記事:
- None Found