大野豊氏トークショーに行ってきました!第7回カープ×スポニチ 「広島カープまつり2016in大阪」

7月8日(金)~7月12日(火)まで、ちゃやまちプラザにて開催中の、「広島カープまつり2016in大阪」で行われた大野豊氏トークショーに行ってきました!

25年前、カープが最後に優勝した時の胴上げ投手である大野豊氏のトークショー!

「広島カープまつり2016in大阪」は大阪市にあるMBS毎日放送にある「ちゃやまちプラザ」で開催!

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MBSはキー局がTBS、広島ではRCCになります。

トークショーは14:00からですが、11:00から前売り券100枚を配布するという事で10:35分頃に到着すると、既に長蛇の列。

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11:00になって整理券の配布が始まり、私は60番目をゲット!

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13:30に番号順に整列して、13:45位くらいに開場となりました。

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もちろん整理券は残る事もありません。

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14:00まで待ちます。。。

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14:00になって大野豊さん登場!

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カッコ良過ぎですね。

男が男に惚れるとはこの事か⁉

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大野豊さんは1955年8月30日生まれ。

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還暦を超えているとは思えません。

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MCはスポニチカープ番の江尾卓也記者。

黒田博樹のカープ復帰をスクープした記者さんらしいです。

メモを取っていた訳ではないのですが、備忘録的にトークショーの内容をレビューしたいと思います。

先ずはやはり、カープ快進撃の要因について。

【投手陣】

◆野村祐輔の活躍
前田健太が抜けたことを感じさせない活躍で、マエケンがいたら・・・と誰も言わない。
元々コントロールが良い投手だが、高低だけでなく左右も使えるようになってきた。
1点は取られてもビックイニングにしない精神力を身に付けた。

◆ジョンソン、黒田博樹、野村祐輔の3本柱以外は若い投手が投げているが、それらの投手の時にも勝てている点も上げていて、例え早い回に降板しても、リリーフ陣がしっかりしているので、勝てている。

◆黒田博樹の存在の大きさ
若手に多くのアドバイスをし、背中で見せて、投手陣が1枚岩になっている。

◆石原慶幸の存在
打てる捕手會澤翼の打率が上がらない為、石原慶幸の出番が増えているが、石原慶幸の時の防御率は3点台前半で、會澤翼の時は5点台。

【打撃陣】

◆昨年まで固定できなかった4番を含めた打順が固定できているのが大きい。
1~3番の同級生トリオの田中広輔、菊池涼介、丸佳浩が固定され、神ってる鈴木誠也のブレークで勢いがある。
(阪神だけでなく、打順が固定できないチームの方が多い。)

◆黒田博樹同様に、新井貴浩がチームを引っ張っている。
新井貴浩の繋ぐ意識。
(鳥谷敬は闘志を表に出すタイプではないので、成績が伴わないと周りは付いて行かない。)

◆打率、本塁打、盗塁と全て1位だが、失策数もリーグ2番目の少なさ

【采配】

◆役割分担がしっかりとしているので、選手が自分がやることがわかり、準備がしやすい

【その他】

◆ケガしても他の選手が活躍
◆外国人枠が上手くはまった。
ルナがケガでジャクソン、ヘーゲンスのセットアッパーが固定
ルナがケガをしたらエルドレッドが活躍し、エルドレッドがケガしたらルナが復帰と流れが良い

 

江尾卓也記者曰く、シーズン途中で補強したデラバー選手は、昨年クローザー候補として獲得を考えいた投手。

去年はまだ日本には興味がなかったが、今年はメジャーで活躍で来ておらず日本球界に興味を持った。

こうした補強は球団の本気度が感じられ、マエケンのポスティング移籍金などを含めて球団にお金がある証拠。

30分ほどでトークが終了し、ここで質問タイム。

◆1人目の方:大野豊さんは阪神タイガースを1位に予想していましたが、阪神低迷の要因は?(この方は阪神ファン?)

選手がいない
ハートが弱い
数年前のカープに似ている

◆2人目の方:大野豊さんが対戦した打者、見てきた投手で凄かった選手は?

打者は王貞治さん。
先輩に目を見るなと言われたが、見てしまい、マウンドで足が震えた。
眼力が凄い!

投手は村田兆治さん。
オープン戦で村田兆治さんと打席。
バントのサインが出たが、マサカリ投法からのストレートに落差のあるフォークで三振に。
何より、オープン戦で投手相手にもフォークを投げてくる負けず嫌いが凄い!

◆3人目の方:この日が30歳の誕生日。生まれてからカープの優勝だけ記憶にない。カープが最後に優勝した時の胴上げ投手である大野豊さん、その時の心境は?

当時の山本浩二監督から、「最後は任せる」と事前に言われており、10-0でお願いしますと返事をしたら、1-0での登板。

8回途中から登場して、ゾーンに入っていて、打たれる気はしなかった。

9回は3者三振。

最後はベンチから胴上げに備えて選手が飛び出す準備をしているのが見えて、打たれたらカッコ悪いなと思っていたとか。

最後の三振は公約していた(選手内で?)。

ガッツポーズは色々と考えていたが、実際には自然とポーズが出た。

胴上げ投手はクローザーが務めるべきで、今年は中崎翔太であるべき。

 

3人で質問を打ち切ってしまった。

もう終わりか、、、と思いきや、ここは大阪ということでサプライズゲストの登場!

(事前告知なく、本当にシークレットゲスト!)

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MBS野球解説者の藪恵壹 さん。

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デカい!!

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ここからMCはMBSの馬野雅行アナウンサー。

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現役時代と体型が変わらない大野豊さんと、体重が30kg増えたという藪恵壹さん。

大野豊さんは運動もしているそうですが、それほど食べないそうです。

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藪恵壹さんの登場前から、カープとの比較で大野豊さんは阪神をディスっていた⁉のですが、その為に、藪恵壹さんは登場し辛いご様子。

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直前には甲子園でカープがタイガース相手に3タテしてますからね。

大野豊さんは、タイガースが強くないと面白く無いと激励の意味を込めての発言といってました。

ここからはカープ対タイガース、お互いの球団に対して言いたいことでトークが展開。

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阪神側からの質問は、

「”新井さん”は何故あんなに打つようになったの?」

藪恵壹さんは、金本知憲監督のイントネーション風にあらぃさんと言ってました。

大野豊さんはそのイントネーションは好きじゃないと先ずは反撃。

これまでFAで移籍した選手の復帰を認めていなかったが、オーナーが認めたことが大きなポイント。

元々闘志を表に出してプレーするタイプの選手だが、タイガース時代は悲壮感の方が出てしまっていて、本来の力を発揮できなかった。

逆に、何故阪神タイガースは新井貴浩を放出したのかと口撃。

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続いて、カープからタイガースへの質問。

「カープはもう”超変革”は済んでますよ!タイガースさん。」

確かにそうですよね。

今のタイガースを見ていると数年前のカープを見ているようです。

カープは野村謙二郎監督時代から改革が始まり、ようやく実を結び始めたところ。

今後阪神が強くなる可能性は大いにあり。

 

続いて後半戦の展望について。

大野豊さんは、カープが大型連敗をして、2位以下のチームのどこかが大型連勝しなければ大丈夫と心強いお言葉。

2位以下のチームで5割を超えて貯金を作るチームが出て来たら要注意。

タイガースについては、上がってこないでしょうと断言!

藪恵壹さんも、タイガースはCSは狙えると優勝は諦めた模様。

ただし、タイガーウッズ戦法があると秘策?を披露していました。

タイガーウッズは、当初は6打差くらいにつけておいて、最終日前に3ゲーム差くらいにして逆転優勝をする。

タイガースもその作戦で、まずは5ゲーム差まで追い詰めてプレッシャーをかけて逆転優勝するとも言っていました。

これに対して、大野豊さんはタイガースにはタイガーウッズのような実力はないと一刀両断!

優勝経験のないカープですが、2014年の9月、首位ジャイアンツと1ゲーム差で迎えた長野、群馬、宇都宮での直接対決で3連敗した悔しい気持ちを、常に菊丸は持っているそうで、大野豊さんは、彼らは大丈夫と言ってくれていました。

一方の阪神にはハートの強い選手がいない。

昨秋、タイガースの臨時コーチを務めた大野豊さん。

コーチの正式要請もきたようですが、回答期限の当日まで考え抜いた末、縦縞は着れない、関西気質は合わないと思い、お断りを入れたそうです。

これに対して、藪恵壹さんは、大野豊さんが断った時点から阪神低迷が始まったと冗談交じりに言っていました。

クールなイメージがある藪恵壹さんですが、カープファンが多い甲子園での試合についても、阪神ファンも赤いシャツにタイガースと入れれば360°阪神ファンに見えると言ってみたり、11連勝中に中谷将大と俊介がぶつかって落球サヨナラになった試合を、あれはホントのコリジョン(衝突)プレーと言ってみたり、意外とお茶目な一面を見る事ができました。

 

最後に、話は早いですが、MVP候補について。

大野豊さんは、投手では野村祐輔がどこまでやるか、野手では神ってる鈴木誠也を押していました。

藪恵壹さんはあらぃさん押し。

スポニチ記者で、実際にMVPの投票権を持っている江尾卓也記者も新井貴浩を押していました。

誰がMVPになるか迷うくらい、今年のカープは戦力が充実しています。

 

カープが好調ということもあってか、大いに盛り上がったカープ×スポニチ 「広島カープまつり2016in大阪」。

毎年、こんな雰囲気でやれたらいいですね。

 

 

 

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