大谷翔平や藤浪晋太郎と同じ1994年生まれ世代の鈴木誠也。
カープ、そして球界を代表する中心選手へと順調に育ってもらいたい。
足も使える4番打者!5ツールプレーヤー鈴木誠也への期待!
2012年のドラフト2位で入団した鈴木誠也。
高校時代は投手であったが、カープ入団後は内野手(三塁手)、そして今では外野手としてチームに欠かせない存在になっており、元投手である強肩は2015年フジテレビの【すぽると!1/100アンケート「強肩部門」】で柳田悠岐と並び1位になったほど、相手チームから恐れられている。
その2015年、緒方孝市政権の初戦には1番ライトで起用された足もある選手。
そして、2016年の自主トレでは内川聖一に師事しバッティングの極意を学んだ。
生まれ持ったバッティングセンスに内川聖一のバッティング理論が融合し、バッティング技術が向上し、チームには欠かせない存在になったのだ。
カープの上位打線には平成元年生まれで足が使える3人、田中広輔-菊池涼介-丸佳浩が並んでいるが、4番鈴木誠也が誕生すれば1番から4番まで足が使える打線となる。
現在は新井貴浩の4番が基本線だが、開幕はエクトル・ルナを4番に置き5番エルドレッド、6番新井貴浩と繋ぎ重視の打線であった。
と考えると、4番鈴木誠也、6番新井貴浩でも打線の流れは悪くない。
鈴木誠也は球界を代表する5ツールプレーヤーになれる。
◆hitting for average(バッティング・ミート力)
◆hitting for power(パワー)
◆baserunning skills and speed(走塁技術とスピード)
◆fielding ability(守備力)
◆throwing ability(送球能力)
5ツールプレーヤーとは、走攻守全てのメソッドを持った選手に使われる言葉だ。
日本ではあまり聞かないが、主にMLBで使われている。
(多村仁志は、ここにFashion(ファッション)を加えた自称6ツールプレーヤー。)
鈴木誠也はトリプル3も期待されている選手であるが、足も使える新しい4番となれば、流れるような打線が組めるはずであり、4番ライト鈴木誠也の誕生が待ち遠しい。