球団、ファン、そして侍ジャパンの監督小久保裕紀も注目している鈴木誠也。
自主トレ中には日本を代表するヒットマン・内川聖一と自主トレをして大きなヒントをつかんだようだ。
カープだけでなく球界を代表する右打ちの外野手になれる素材!
鈴木誠也は2012年のドラフト2位でカープに入団。
高校時代は投手であったが、その非凡な打撃センスを見込まれてプロでは野手となった。
ルーキーイヤーにプロ入り初ヒット、2年目にプロ入り初本塁打を放ち順調に成長しており、2年目のオフに開催された第1回21U野球ワールドカップ日本代表にも選出され、大会首位打者に輝いた。
そして3年目は1番ライトで開幕スタメンを果たし、シーズンを通じて1軍にいたものの、納得する成績を残すことができなかった。
本人もファンも望んでいるレベルは高い。
4年目を迎えるシーズンオフには、福岡ソフトバンクホークスの安打製造機・内川聖一に弟子入りした。
同じ右打ちの外野手、聞きたいこともたくさんあったのだろう。
力の抜き方など多くのヒントを得たようで、それをモノにしてレギュラーポジションを獲得してほしい。
外野手は外国人枠との兼ね合いもあるが、鈴木誠也がポジションを獲得することで、外国人選手間の競争が激化し、外国人枠も有効的に使うことができる。
今シーズンのチャンスを掴まなければ、このままズルズルいく可能性があると自覚していることも、4年目とまだまだ若いながらに頼もしさがある。
鈴木誠也が内川聖一と自主トレを行えたのは、チームメイトの小窪哲也が内川聖一と以前から自主トレをしていたからだと思う。
その小窪哲也は、石井琢朗が現役時代に自主トレを共にし、そこに内川聖一が参加して以降の繋がりであろう。
その石井琢朗は今年から1軍バッティングコーチとなった。
石井琢朗-内川聖一-小窪哲也-鈴木誠也。
不思議な縁と感じるが、ここに名を連ねているのは卓越したバットコントールを持った選手ばかり。
鈴木誠也は多くの匠の技を吸収して、カープ、そして侍ジャパンの中心選手となれるように期待したい。
侍ジャパン監督の小久保裕紀も右打ちの外野手がいないと悩んでいる。
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