2016年春の選抜の出場校が決まった。
球春が待ち遠しい季節になってきた。
10年ぶり以上に出場する古豪が多い2016年センバツ高校野球!
センバツ高校野球の出場校は、前年秋の新チーム結成以降の成績が判断材料となる。
各地区大会に割り振られた出場校数により、上位の学校はある程度センバツ出場が予想ができる。
例えば、近畿地区なら出場枠は6なので、ベスト4以上は確定だが、ベスト8の学校は試合内容が吟味される。
そして、毎年議論が起こる21世紀枠3校。
21世紀枠については過去に何度か書いているので、参考にしてもらいたい。
◆21世紀枠の地域別出場校一覧、地域に隔たりがあるのでは?
◆選抜高校野球における21世紀枠の勝率を見ると実力差は明らか
◆選抜高校野球、明治神宮大会枠や希望枠の勝率や初戦突破率は?
今大会は、プロ注目の投手を擁す大阪桐蔭や敦賀気比、秋の神宮大会を制した高松商、1年夏に甲子園に出場したバンビ3世藤嶋健人がエースで4番、そして主将として戻ってくる東邦などが優勝候補に上げられている。
大阪桐蔭や敦賀気比は近年甲子園でも優勝している甲子園常連校。
高松商や東邦は大阪桐蔭や敦賀気比よりも昔から甲子園に出ていて全国的にも名が知れている古豪だが、高松商は20年ぶり26回目、東邦が11年ぶり28回目と、久しぶりにセンバツに帰ってくる。
高松商は第1回選抜大会の優勝校であり、これまで春夏それぞれ2回、計4回の優勝経験がある(全て戦前)。
東邦も東邦商時代も含めて過去4度センバツを制していて、これは大会最多。
この2校以外にも、青森山田が11年ぶり2回目、東海大甲府が25年ぶり5回目、福井工大福井が12年ぶり4回目、市和歌山が11年ぶり5回目、秀岳館が13年ぶり2回目、長崎海星が15年ぶり5回目、日南学園が12年ぶり5回目と10年ぶり以上にセンバツに帰ってくる高校が多い。
大会の歴史が長くなればなるほど、こうした事は起こりやすいのだろうが、こうした古豪の戦いに注目したい。
大会は2016年3月20日(日)に開幕して、準々決勝後の休養日を挟みながら3/31(木)に決勝戦が予定されている12日間。
3月に決勝が行われたことは過去にあるのだろうか?
関連記事:
- None Found