2軍監督も豪華になる中、カープ水本勝巳の経歴を調べてみたら…

2016年のプロ野球、セントラルリーグの監督は大きく若返っており、全員が40代となっている。

実は2軍に目を向けてもフレッシュな顔ぶれになっている中、カープの2軍監督には水本勝巳が就任することとなった。

1軍経験なしの2軍監督:水本勝巳

2016年のウェスタンリーグ、パシフィックリーグの監督は以下の通りである。

ウェスタンリーグ イースタンリーグ
球団名 監督名 球団名 監督名
中日 小笠原道大 東北楽天 平石洋介
阪神 掛布雅之 千葉ロッテ 山下徳人
オリックス 田口壮 東京ヤクルト 宮本賢治
広島 水本勝己 埼玉西武 横田久則
ソフトバンク 水上善雄 日本ハム 田中幸雄
読売 斎藤雅樹
DeNA 二宮至

田中幸雄と水上善雄は2015年から監督を務めているが、それ以外の監督は新任と、とてもフレッシュな顔ぶれ。

東北楽天ゴールデンイーグルスは平石洋介を2軍監督としたが、平石洋介は松坂世代であり、2016年に36歳となる青年監督。

PL学園で主将を務めるなど、その人望を期待されての抜擢かもしれない。

また、2015年を含め近々までプレーしていた選手やチームの顔的存在の監督も多く、名前だけを見れば、2軍も十分楽しめそうな感じである。

 

そんな中、カープの2軍監督には水本勝巳が就任した。

良く見聞きする名前だったので存在は知っていたのが、実績については知らなかったので調べてみたらとても驚いた。

倉敷工業ー松下電器を経て1989年のドラフト外でカープに入団するものの、1軍で活躍することはなく現役生活を2年間で終え、1991年に引退している。

その後、ブルペンキャッチャーとしてカープを裏から支え、2007年途中からブルペンコーチ補佐(ブルペン捕手兼務)、2011年に3軍統括コーチ(実質的な3軍監督)、2013年には2軍バッテリーコーチとコーチとしての階段を上っていった。

2014年の秋季教育リーグのフェニックス・リーグでは、内田順三二軍監督が辞任した関係で、監督代行として指揮を執ったこともある。

そして、2016年から二軍監督!

他球団は、2軍監督と言えど現役時代に華があった選手が多い。

プレーヤーと監督は別物であり、ブルペンキャッチャーからスタートして2軍監督にまで上り詰めるということは、それだけの指導力があるということだろう。

2軍でも勝ちグセをつけながら、同学年の緒方孝市としっかりとコミュニケーションを取って、1軍で活躍できる選手を育成してもらいたい。

 

関連記事:


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください