昨日、カープの天敵である中日ドラゴンズの藤井淳志の成績を振り返った。
中日ドラゴンズでカープの天敵と言えば八木智哉もいるなと思い、2015年の八木智哉の成績を振り返ってみることにした。
カープ戦以外で勝ち星を上げていない2015年の八木智哉
八木智哉は2005年の希望入団枠で日本ハムファイターズに入団。
1年目からローテーションの一角を任され12勝を上げてリーグ優勝・日本一に貢献して、新人王にも輝いた。
その後はケガもあり伸び悩み、2013年にはオリックスバファローズに移籍したものの、オリックスでは1勝も上げることができずに2014年オフに戦力外となった。
合同トライアウトを受けて中日ドラゴンズの目に留まり、中日に入団した。
そして迎えた初のセントラルリーグでのシーズン、開幕ローテーション入りすると、2試合目の登板はカープ戦。
黒田博樹と投げ合い、7回無失点で移籍後初勝利。
しかし、その他の試合では打ち込まれる試合が多く、気付けばローテーションから外れていたが、カープ戦に合わせて先発してきた。
シーズン成績とカープ戦の成績は以下の通り。
登板 | 先発 | 投球回 | 勝利 | 敗北 | 防御率 | 自責点 | 奪三振 | |
シーズン | 14 | 11 | 59.2/3 | 4 | 6 | 3.92 | 26 | 45 |
カープ戦 | 7 | 6 | 40 | 4 | 2 | 1.13 | 5 | 36 |
シーズンの登板数の半分はカープ戦。
投球回を見ると7割近くになり、他のチームとの登板日よりも長いイニングを投げていることがわかる。
そして、上げた勝ち星は全てカープ戦から。
カープ戦の防御率は1.13と素晴らしい数字だが、カープ戦以外の防御率は9.61と散々な成績である。
カープ戦の成績が無ければ、今年も戦力外になっていたかもしれない。
おそらく来年もカープ戦を中心に登板することだろう。
対策はしているのだろうか?
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