丸佳浩が球団記録を更新する44試合連続出場記録を達成した。
しかし、記録達成後の翌ゲームでは出塁できずに記録は止まった。
打率が上がれば日本記録も見えてくる!
今年の丸佳浩は打撃の調子が上がってこない。
打率は.260と昨年と比較すると.050も低いが、自慢の選球眼で四球を選び連続試合出場を継続させた。
順位 | 連続試合 出塁記録 |
名前 球団 |
シーズン 打率 |
シーズン 四死球数 |
1位 | 69試合 (1994年) |
イチロー (オリックス) |
.385 | 61 |
2位 | 67試合 (1996年) |
イチロー (オリックス) |
.356 | 65 |
3位 | 65試合 (2001年) |
松井秀喜 (読売) |
.333 | 123 |
4位 | 60試合 (2001年) |
小笠原道大 (日本ハム) |
.339 | 67 |
5位 | 56試合 (1986年) |
石嶺和彦 (阪急) |
.300 | 52 |
カープ 記録 |
44試合 (2015年) |
丸佳浩 (広島) |
(.260)* | (83)* |
旧カープ 記録 |
43試合 (1976年) |
ホプキンス (広島) |
.329 | 67 |
*丸佳浩の記録は、2015年9月8日(121試合経過)現在
連続試合出塁は、毎試合安打か四死球で塁に出なければならない。
記録を持っている選手は、やはり打率が高い。
しかし、丸佳浩だけは3割を大きく下回る数字で44試合もの間、出塁し続けた。
類まれな選球眼を持っているからに他ならない。
この打率で44試合も連続で出塁しているのは驚異的な数字である。
バッティングの調子が悪くても、出塁でチームに貢献することもできることを丸佳浩は証明している。
野球というスポーツの面白みがここにある。
ただ、やはり丸佳浩には打率3割を超えて、チームをけん引してもらいたい。
そして、バッティングの調子が戻ってこれば、イチローの日本記録更新も不可能ではないはずだ。
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