好調・伸び盛りの若者:鈴木誠也をベンチに置く嬉しい悩み

開幕を1番ライトで迎えた鈴木誠也。

チームと共にバッティングが絶不調となり、チームは新外国人シアーホルツを獲得することになり、ポジションを奪われた。

しかし、シアーホルツ獲得と共にバッティングの調子を上げ、気付けば打率は.312となっている。

鈴木誠也は走攻守の3拍子揃った選手であり、控えでは逆に使い辛い?

鈴木誠也、4月は打率が2割に満たなかったが、5月・6月はハイアベレージを残している。

打数 安打 打率 本塁打
3・4月 22 4 .182 1
5月 25 10 .400 2
6月 30 10 .333 1
77 24 .312 4

(6月20日までの成績)

開幕時にポジションを争っていた野間峻祥は代走・守備固め要因となっている。

鈴木誠也も同じような使われ方をされたことがあるが、同じ右打者で代走・守備のスペシャリスト赤松真人が上がって来てからは、その役割は回ってこない。

右の代打であれば小窪哲也がおり、左にも松山竜平がいる。

小窪哲也も松山竜平も調子がよく、ここぞの場面での代打も先ずはこの2人からということになっている。

走攻守のバランスが揃ったプレーヤーである鈴木誠也、使いたいが野球の控え選手の駒の使い方の難しさを感じる。

交代で出る選手は、代打・代走・守備、どれかのスペシャリストが優先されてしまう。

将来を担う鈴木誠也、調子が良いが使えない時期が続くと、そのうち調子は落ちてくるだろうし、成長スピードも遅くなる。

これからの夏場、両外国人やベテラン新井貴浩は定期的に休ませながらの戦いになると思うが、そうしたタイミングでの先発しかチャンスはないだろうか?

それでも、右投手であれば松山竜平の出番が優先されるだろう。

 

チャンスは掴めるときに掴まなければならないというが、開幕時のチャンスを掴めなかったのは鈴木誠也。

しかし、今こうして嬉しい悩みにぶつかっているのは、鈴木誠也が自ら打撃の調子を上げたことと、力がある証拠だ。

今後の鈴木誠也の起用法に注目したい!

 

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