黒田博樹がカープに帰ってくる。
広島東洋カープ、そしてメジャーの名門ニューヨークヤンキースのエースにまで上り詰めた男が、高校時代はエースではなく3番手であったことは有名な話である。
高校時代にエースでなかった男たち
大谷翔平の二刀流は今のプロ野球の一つの見どころである。
大谷翔平に限らず、プロ野球に入ってくる投手の多くは野球センス抜群で、子供の頃からエースで4番。
しかし、中には高校時代はエースでなく、大学以降に急激に力を伸ばした選手もいる。
黒田博樹も高校時代には公式戦の登板はなかったというから驚きだ。
黒田博樹以外に高校時代にエースでなかった投手について調べてみた。
名前 | 高校 | エース-二番手 |
黒田博樹 | 上宮 | 西浦克拓-筒井壮 |
上原浩治 | 東海大仰星 | 建山義紀 |
渡辺俊介 | 國學院栃木 | 小関竜也 |
矢貫俊之 | 仙台育英 | 芳賀崇 |
平野佳寿 | 鳥羽 | 古田大将 |
沢村拓一 | 佐野日大 | 東司和也-出井優太 |
吉田一将 | 青森山田 | 石井裕大 |
有名投手でも高校時代にはエースでなかったケースは多い。
その多くは甲子園に出場する強豪校だったり、エースもプロに入る強者だったりする。
ここに上げた5投手は打撃は得意でない投手が多いが、西浦克拓や小関竜也など後にプロに入って野手として活躍する選手がエースであるケースもあり、超高校級が同じチームにいたことも理由として上げられる。
また珍しいケースとして、2012年のドラフトでオリックスバファローズにドラフト6位で入団した戸田亮のケースがある。
戸田亮は、中学時代のシニア、そして高校とエースどころか投手でもなく、そしてレギュラー選手でもなく控え野手であった。
その後、進学した高千穂大学で投手に転向すると頭角を現し、社会人野球JR東日本を経てプロ入り。
指導者との巡り合わせもあるだろうが、人間どこで花が開くかわからない。
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