新井貴浩背番号28、栗原健太とのキングコング砲復活なるか?

新井貴浩のカープ復帰が決定した。

推定年棒2,000万円、背番号28から当然ながらレギュラー待遇でないことがわかる。

期待されるのは新井貴浩の背中を見せることだろうか?

 

カープ内には投打にライバルが多い新井貴浩

カープファンの間でも新井貴浩復帰は良く思わない空気があった。

「辛いです、カープが好きだから」「喜んで出て行くわけではない」といった発言はカープファンとして意味がわからなかった。

しかし、この「カープが好き」というのは本心だろうし、FAで出ていった理由は表に出せない何かの理由があるのでは?と察する。

高橋慶彦の復帰を認める雰囲気のないオーナー松田元がすんなり受け入れ歓迎の態度を見せたところからも、2007年のFAは棺桶まで持っていかなければならない理由があったのでは?と感じる。

私はFAで出て行った経緯はそれほど気にはしていないが、現状の実力でカープに必要か?と純粋に思う。

 

ポジションは1,3塁手。

1塁手のライバルとしてはエルドレッドに新外国人ヘスス・グスマン(Jesus Guzman)、そして左打ちのスラッガー松山竜平と岩本貴裕。

3塁手には堂林翔太、鈴木誠也の若手がポジション争いをしており、ここに中堅の小窪哲也が虎視眈々とレギュラー取りを狙っている。

ショートの梵英心、木村昇吾、そして田中広輔のポジション争いに敗れた選手がサードに回ることも考えられる。

そうは簡単にレギュラーにはなれないだろうし、代打の切り札としても、その筆頭は小窪哲也だ。

1軍最低年棒の1,500万に対して新井貴浩の年棒は2,000万円、背番号も愛着のある25ではなく28から考えても、カープで与えられているものは何もない。
(岩見優輝の背番号は変更のようだ。)

 

新井貴浩に求められているのは右の長距離砲としての資質だろうか?

それ以上に新井貴浩の練習量などベンチ内外での立ち振る舞いから、石井琢朗が移籍してきたときのようにリーダーシップを期待している部分があると思う。

新井貴浩がカープを去った年に、横浜DeNAベイスターズを自由契約となりカープにやってきた石井琢朗だが、新井貴浩の背番号25を受け継ぎ、カープに新しい血を入れてくれた。

新井貴浩にもまた違う血を入れてもらいたい。

梵英心は静かなリーダーなので、熱きリーダーとして。

 

新井貴浩&栗原健太のキングコング砲復活へ!!

上にあげたライバルたちに栗原健太の名前が入っていない。

現状では、1軍の選手とは言い難い。

右肘の手術をするようであり、理由は違えど新井貴浩と共に復活ロードを歩む。

新井貴浩がFA移籍する前までは、右の大砲二人でキングコング砲と呼ばれていた。

2007年成績 試合数 打席 打数 安打 打率 本塁打 打点
新井貴浩 144 619 556 161 .290 28 102
栗原健太 144 622 565 175 .310 25 92

新井貴浩がFA移籍する前年、2007年の新井貴浩と栗原健太の成績。

ここまでの成績を期待するのは無茶だが、ここまでの成績を残した二人、キングコング砲の復活を期待したい!!

 

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