2014年プロ野球レギュラーシーズンが終了した。
セントラルリーグ、パシフィックリーグとも特徴のある順位となった。
実力差があるセ・リーグ?実力伯仲のパ・リーグ?
先ずはセントラルリーグの2013年、2014年の順位を比較してみたい。
2013 年 |
勝 利 |
敗 北 |
引 分 |
勝 率 |
ゲーム差 | 順 位 |
2014 年 |
勝 利 |
敗 北 |
引 分 |
勝 率 |
ゲーム差 |
読売 | 84 | 53 | 7 | .613 | 1位 | 読売 | 82 | 61 | 1 | .573 | ||
阪神 | 73 | 67 | 4 | .521 | 12.5 | 2位 | 阪神 | 75 | 68 | 1 | .524 | 7.0 |
広島 | 69 | 72 | 3 | .489 | 17.0 | 3位 | 広島 | 74 | 68 | 2 | .521 | 7.5 |
中日 | 64 | 77 | 3 | .454 | 22.0 | 4位 | 中日 | 67 | 73 | 4 | .479 | 13.5 |
DeNA | 64 | 79 | 1 | .448 | 23.0 | 5位 | DeNA | 67 | 75 | 2 | .472 | 14.5 |
ヤクルト | 57 | 83 | 4 | .407 | 28.5 | 6位 | ヤクルト | 60 | 81 | 3 | .426 | 21.0 |
セントラルリーグは2年連続で同じ順位となった。
だが各チーム、ジャイアンツに力及ばずという印象はないと思う。
それでも勝ってしまうのがジャイアンツの底力だろうが、実際に勝利数や勝率をみると、ジャイアンツは数字を落としている。
一方、他の5球団は数字を向上させている。
ジャイアンツと他球団の実力差は埋まってきているという事だろう。
各球団、ジャイアンツアレルギーは無くなってきているはずで、2015年こそはジャイアンツを首位の座から引き下ろさなければならない。
続いてパシフィックリーグ。
2013 年 |
勝 利 |
敗 北 |
引 分 |
勝 率 |
差 | 順 位 |
2014 年 |
勝 利 |
敗 北 |
引 分 |
勝 率 |
差 |
楽天 | 82 | 59 | 3 | .582 | 1位 | ソフトバンク | 78 | 60 | 6 | .565 | ||
西武 | 74 | 66 | 4 | .529 | 7.5 | 2位 | オリックス | 80 | 62 | 2 | .563 | – |
ロッテ | 74 | 68 | 2 | .521 | 8.5 | 3位 | 日本ハム | 73 | 68 | 3 | .518 | 6.5 |
ソフトバンク | 73 | 69 | 2 | .514 | 9.5 | 4位 | ロッテ | 66 | 76 | 2 | .465 | 14.0 |
オリックス | 66 | 73 | 5 | .475 | 15.0 | 5位 | 西武 | 63 | 77 | 4 | .450 | 16.0 |
日本ハム | 64 | 78 | 2 | .451 | 18.5 | 6位 | 楽天 | 64 | 80 | 0 | .444 | 17.0 |
パ・リーグはAクラスとBクラスがごっそり入れ替わっている。
この2年で全チームがクライマックスシリーズに出場したことになる。
2年連続で5割以下のチームはなく、2年連続で5割以上もソフトバンクのみ。
毎年、どこが優勝してもおかしくないほど、実力差がないと言える。
ドラフトでの逆指名が無くなって7年。
チーム戦力が均衡しておかしくない。
毎年「実力伯仲」こそが魅力あるプロ野球と言えよう。
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