中日ドラゴンズの山本昌広が49歳と25日で勝利投手となった。
史上最年長勝利投手記録の更新だ。
そんな山本昌広でも超えられそうもない記録を持っているのが大野豊である。
球界史上最年長タイトルホルダー大野豊
山本昌広が持っている史上最年長記録は以下の通り。
登板:49歳0ヶ月(2014年) 先発:49歳0ヶ月(2014年) 勝利:49歳0ヶ月(2014年) 先発勝利:49歳0ヶ月(2014年) 奪三振:49歳0ヶ月(2014年) 打席:49歳0ヶ月(2014年) 完投勝利:45歳0ヶ月(2010年) 完封勝利:45歳0ヶ月(2010年) ノーヒットノーラン:41歳1ヶ月(2006年)
細かな記録を調べれれば、もっとあるのかもしれない。
セントラルリーグなので打席にも立ち、打者の記録「打席」も更新している。
これらの記録の多くが今後破られそうにない記録であり、破るとしたら山本昌広本人であろう。
大野豊も最年長記録を幾つか持っている。
開幕投手:42歳7ヶ月(1998年4月3日) 規定投球回:42歳シーズン(1997年) 最優秀防御率:42歳シーズン(1997年)
開幕投手は監督が指名すれば山本昌広が記録を更新する可能性はある。
2012年高木守道政権時に山本昌広の開幕投手起用が報道されていた。
(実際には開幕3戦目。)
しかし、40代でローテーションを守り規定投球回に達することは至難の技だろう。
山本昌広も41歳シーズンを最後に規定投球回には達していない。
更には防御率のタイトルを取ることは考え辛い。
大野豊の42歳でのタイトル獲得は、最優秀防御率に限らず全タイトルでの最年長記録である。
スキージャンプ葛西紀明の活躍により「レジェンド」が流行語大賞になりそうである。
個性的かつ芸術的なフォームのサウスポーという共通点をもつ山本昌広と大野豊、正に球界の「レジェンド」だ。
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