読売ジャイアンツと1ゲーム差で迎えた2014.9.2~9.4の首位攻防3連戦。
ジャイアンツに見事に跳ね返され3連敗で4ゲーム差に。
安打数で全て上回っていた。
広島打線は数字だけみれば好調なのかもしれない。
しかし、いやらしく点を取る方法をスクイズくらいしか知らない。
9月2日 | 9月3日 | 9月4日 | ||||
得点 | 安打 | 得点 | 安打 | 得点 | 安打 | |
広島 | 4 | 16 | 2 | 11 | 0 | 9 |
読売 | 9 | 12 | 4 | 6 | 1 | 4 |
全ての試合で安打数で上回っているものの、結果は3連敗。
もちろん安打だけで語られるものではない。
少ない安打が全てホームランなら得点になるわけであり、安打だけでなく四死球やエラー、盗塁などや野球には得点に絡む要素が多い。
その要素を如何に効率良く得点に繋げるかが野球と言うスポーツだ。
カープがチャンスで得点できずに苦しんでいる時に、ジャイアンツは簡単にゲッツー崩れで1点を上げる。
狙ってゲッツー崩れを打つ選手などいないだろうが、最低限どうすれば得点に繋がるをイメージしているかのだと思う。
カープはとにかくタイムリーを打とうと考えていないだろうか?
そして細かな策は監督から出されるスクイズ以外にはないのではないか?
試合巧者のチームは一人一人が野球を知っている。
今年のジャイアンツ、決して強いとは感じない。
シーズン打率、本塁打数、防御率どれを取ってもカープのが上。
それでも首位に立っているのは、選手一人ひとりが今何をすべきかを考えているからかもしれない。
落合博満政権の中日ドラゴンズがそうであった。
取れる時には何としてでも点を取り、ここぞという場面では決して点を与えない。
よくわからないうちに試合に勝ち、気付いたシーズンを制している。
数字では表れない戦力がある。
カープは数年前からの貧打は脱して、打てるチームに変わりつつある。
投手陣も整備されつつある。
ここに如何に得点を取るか、そして与えないかの野球脳が付けば、シーズンを制する事ができるはずだ。
昨年Aクラスに入ったと言えど、5割を切っていたチーム。
今年は貯金をしており、これも数字だけ見ればチーム力が上がっていると言えるが、優勝出来る時にしておかないと、次のチャンスはいつやってくるかわからない。
チャンスがある時に、チャンスを掴まねば・・・
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