バレーボール開催中にドミー・ジョン手術から復活した江草仁貴

2013年5月にトミージョン手術を受けた江草仁貴が1軍のマウンドに戻ってきた。

1イニングを1三振を含み、3人でピシャリ!

 

女子バレーボール・ワールドグランプリ開催中に復活したのは何かの因縁か?

江草仁貴は2002年に阪神タイガースに自由枠で入団、2005年~2009年までは貴重な左腕として優勝にも貢献していた。

当時の阪神タイガースはJFKの全盛期であったが、江草仁貴の存在も大きかったはずだ。

荒れ球ではあるが、力のあるサウスポーはバッターにしたら脅威である。

その後、西武ライオンズに移籍し、地元広島東洋カープへ入団。

カープファンだったと言うから本人・球団、そしてファン全てが嬉しい限りだ。

しかし左肘を痛め、2013年5月にトミー・ジョン手術。

メジャーでは多くの選手がトミー・ジョン手術を受けているが、日本ではまだまだ少ない手術。

大きな不安もあったと思うが、見事に復活。

MAX144km出ていたことからも剛腕復活と言っていいだろう。

そして、その復活登板が女子バレーボール・ワールドグランプリ開催中というのは何かの偶然か?

奥様の竹下佳江さんも喜んでいるに違いない。

 

セットアッパーへの階段を登れ!江草仁貴

カープはチーム全体としてセットアッパーが充実しつつある。

怪我をしている選手もいるが、今シーズンより台頭してきた一岡竜司に中田廉、そして中崎翔太、更にはベテランの永川勝浩に横山竜士。

今村猛はウェスタンで先発挑戦中だが、他チームと比較しても力のあるリリーバーが多い。

しかし気になる事はサウスポーがいないこと。

2014年8月21日現在の1軍登録されているのは、先発要員の戸田隆矢を除いては江草仁貴しかいない。

阪神時代の投球が出来るようになれば、勝ち試合の7回、8回、左バッターが並ぶところでの登板が期待できる。

 

正直、今シーズンダメなら戦力外かも・・・と思っていたが、シーズン終盤、そして来シーズンに向けて注目して行きたい選手である。

 

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