前田健太が2010年から5年連続で2桁勝利を上げた。
カープでは9人目の5年連続2桁勝利達成者となった。
カープの5年連続2桁勝利達成者
前田健太以前のカープでの達成者を調べてみた。
名前 | 期間 | 連続年 |
北別府学 | 1978-1988 | 11年連続 |
長谷川良平 | 1950-1957 | 8年連続 |
川口和久 | 1986-1991 | 6年連続 |
備前喜夫 | 1953-1957 | 5年連続 |
大石清 | 1960-1964 | |
渡辺秀武 | 1969-1973 | |
外木場義郎 | 1972-1976 | |
池谷公二郎 | 1975-1979 | |
前田健太 | 2010-2014 |
そうそうたるメンバーに前田健太も名を連ねた。
先発・リリーフ両方でチームに貢献していた大野豊や佐々岡真司は仕方ないにしても、あの黒田博樹でさえ達成していない大記録である。
黒田博樹の場合は、2001-2003、2005-2007と2桁勝利を達成しているが、2004年は不調、そしてアテネオリンピック代表に選出された影響もあり7勝止まり。
メジャー3年目の2010年から2013年まで4年連続で2桁勝利を達成しており、今シーズン2桁勝利を上げれば5年連続達成となる。
それだけ難しい記録なのだ。
日本記録は350勝投手の米田哲也が19年連続(1957-1975)。
前田健太にも達成してほしいと思うが、いつの日かメジャーにいくことを考えると、日本記録としては無理だろう。
メジャー記録への挑戦
メジャーリーグでは、グレッグ・マダックスの20年連続(1988-2007)が最長。
現在ケガで離脱中のダルビッシュ有と田中将大だが、今シーズン既に2桁勝利を達成している。
ダルビッシュ有は日本ハム時代の2年目の2006年からメジャー3年目の今シーズンまで9年連続2桁勝利中。
田中将大は東北楽天時代の2年目に北京オリンピック代表に選ばれた影響もあり9勝止まり。
それ以外の年は2桁勝利を達成しており、2009年からメジャー移籍初年度の今年まで6年連続2桁勝利中。
前田健太は2013WBCで「マダックスのようだ、マエダックスだ」とアメリカで評価されていたが、ダルビッシュ有、田中将大と共にどこまでマダックスの記録に迫れるかに注目だ!!
関連記事:
- None Found