2016年から試合時間短縮を目的に、スピードアップ賞(仮)と題して、無走者時の平均投球間隔時間ランキングを公表し、表彰することになった。
プロ野球の試合は1試合150球くらいだろうと思い、両チームで300球であれば、投球間隔を1秒減らせば1試合5分の時短になると思ったが、実際にプロ野球1試合で投じられる投球数は何球になるのだろうか?と思い、調べてみた。
プロ野球1試合当たりの平均投球数は298球!
2015年の各球団1試合当たりの投球数は以下のようになる。
セントラルリーグ | パシフィックリーグ | ||||
球団 | 全投球数 | 1試合当たり | 球団 | 全投球数 | 1試合当たり |
東京ヤクルト スワローズ |
20,733 | 145.0 | 福岡ソフトバンク ホークス |
21,500 | 150.3 |
読売 ジャイアンツ |
20,257 | 141.7 | 北海道日本ハム ファイターズ |
21,295 | 148.9 |
阪神 タイガース |
21,425 | 149.8 | 千葉ロッテ マリーンズ |
21,550 | 150.7 |
広島東洋 カープ |
21,224 | 148.4 | 埼玉西武 ライオンズ |
21,707 | 151.8 |
中日 ドラゴンズ |
21,083 | 147.4 | オリックス バファローズ |
21,397 | 149.6 |
横浜DeNA ベイスターズ |
21,599 | 151.0 | 東北楽天 ゴールデンイーグルス |
21,923 | 153.3 |
計 | 126,321 | 147.2 | 計 | 129,372 | 150.8 |
12球団計 | 255,693 | 149.0 |
2015年プロ野球、1チーム当たりの投球数の平均は149球であった。
なので1試合当たりでは298球。
300球くらいだろうと言う予想はほぼ当たっていた。
つまりは、投球間隔を1球当たり1秒減らせば298秒=4分58秒試合時間は短縮できるのである。
もっとも、無駄な投球を減らし投球数自体を減らせば、試合時間は更に短縮できる。
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