今年も楽しみな季節がやってきた。
いよいよ夏の甲子園が開幕だ!
その戦力図をちょっと違った角度からまとめてみた。
東海大系列の力が上がってきた?
49代表、学校の母体を調べてみると、公立12(県立11、市立1)に対して私立が37となった。
甲子園に出場する高校はほとんどが私立だと思っていたが、思いのほか公立校が多い事に気付いた。
公立校でも、2007年にがばい旋風で選手権を制した佐賀北高校を始め、古豪静岡高校や3年連続出場で常連校になりつつある鳴門高校など力があるチームも多い。
徳島県出身の友人がいるが、彼とこんな話をしていて、「徳島は夏の甲子園に私立が出た事がない」と言っていた。
意外であり、高校野球好きとしては興味深い知識を得ることができた。
一方の私立。
東海大系列の高校が4校出場している。
優勝候補に挙げられている東海大相模を中心に、東海大旋風が巻き起こるかもしれない。
東海大と同様に、大学系列でパッと思いつくのが日大系列だ。
しかし、調べてみれば今大会では日大鶴ケ丘と大垣日大の2校だけ。
春夏合わせて3度の優勝を誇る日大三高が出場を逃した。
日大三高は西東京大会準決勝で東海大菅生に12-6で敗れたが、その東海大菅生は決勝戦で日大鶴ヶ丘に敗れている。
この辺りの東海大と日大の戦いは面白い。
今大会、日大系列の出場は少ないが、旋風を巻き起こすかもしれない東海大に対して日大が立ち向かう、と言ったストーリーがあるかもしれない。
私の出身は公立高校。
私立の地力が強いのがわかるが、強豪私立を公立校が破ることにロマンを感じる。
2007年の佐賀北高校以降、公立高校の優勝校は出ていない。
頑張れ!公立高校!!
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