日本のプロ野球は1950年から2リーグ制となっている。
過去、セントラルリーグとパシフィックリーグの優勝決定日が同じ日だったのは何回あるのだろうか?
プロ野球セ・パの優勝決定日が同じ日だったのは過去3度!
1950年からの長いプロ野球2リーグ制の時代の中で、セ・パ両リーグの優勝決定日が同じ日だったのはたったの3度しかない。
年月日 | セ・リーグ優勝チーム | パ・リーグ優勝チーム |
1951年9月23日 | 読売ジャイアンツ | 南海ホークス |
1954年10月11日 | 中日ライオンズ | 西鉄ライオンズ |
1958年10月2日 | 読売ジャイアンツ | 西鉄ライオンズ |
(太字は日本一)
この中で1951年の同日優勝には特殊な事情がある。
1951年はシーズン後に日米野球が行われる事になっており、セ・リーグは10月9日、パ・リーグは10月7日を持ってシーズンを打ち切る事が9月23日に決定された。
この時点で読売ジャイアンツは18試合、南海ホークスは21試合を残していたが、2位以下のチームと大差が付いており、逆転される可能性が無くなった。
その為、リーグ打ち切りの日程が発表された1951年9月23日の時点で優勝が決まり、同日優勝という形になっている。
1951年を除き、純粋な両リーグ同日優勝は1954年と1958年の2回しかないと言える。
長いプロ野球2リーグ制の歴史の中で、1958年以降、両リーグ同日優勝は起こっていない。
パ・リーグが1973年~1982年まで前期・後期の2シーズン制にしており、両期の優勝チームがプレーオフを行いリーグ優勝を決めていた時期もあり、セ・パの日程が合わなかった時期もあるが、それを差し引いてもセ・パ同日優勝はとても珍しい記録となっている。
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