中村佑太がプロ入り初登板初先発初勝利から2戦目の登板も勝利投手となった。
デビューから2戦で2勝を上げたのはカープ球団史上初の快挙である。
カープ投手で初登板初勝利からの2連勝は過去5人!
カープの日本人投手で初登板で初勝利を上げ、そのまま2連勝した投手は中村佑太で5人目の快挙となった。
名前 | 年 | 初登板からの成績 |
山内泰幸 | 1995 | 〇ー〇● |
黒田博樹 | 1997 | 〇ーー〇● |
福井優也 | 2011 | 〇ー〇ーー● |
九里亜蓮 | 2014 | 〇ーー〇● |
中村佑太 | 2017 | 〇〇ー |
*〇:勝利投手、●:敗戦投手、-:勝ち負け付かず
*2017年5月18日現在
中村佑太はデビュー2戦2勝となったが、これまでの4投手は2戦目には勝ち負け付かず、という状況であった。
山内泰幸、黒田博樹、福井優也、九里亜蓮の4投手は大卒でのルーキーイヤーでの事。
彼ら大卒4投手はドラフト1位2位の上位選手なので、即戦力として獲得した投手であるが、中村佑太は高卒でドラフト5位の投手。
中村佑太はルーキーイヤーではないが、高卒4年目なので年齢は彼らよりも1歳若い。
順調に成長している投手と言える。
野手を育てるのが上手いと言われているカープ。
1軍で活躍している投手を見ると、ドラフト上位の選手が多いが、2013年ドラフト5位入団の中村佑太だけでなく、今は怪我で離脱しているものの若きクローザーである中崎翔太も2010年のドラフト6位。
野手だけでなく投手を育てられるチームになりつつあると思う。
希望入団枠制度(逆指名制度・自由獲得枠制度)が2006年に無くなった事により、野手も投手も自前で育たられるチームが上昇球団を作っていけるはずだ。
中村佑太がチームの中心投手になっていけば、チーム内での競争も生まれ、強いチームになるはずだ。
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