プロ野球において大型連勝・大型連敗はそれほど頻繁に起こるものではない。
10連勝以上となると、かなりの勢いや運も味方しないと起こらないだろう。
1950年に球団創設の広島東洋カープ、長い歴史の中で10連勝以上を記録したのは過去に6度しかない。
カープが10連勝以上を記録した時のシーズン成績は?
カープが10連勝以上を記録したのは以下6度。
(2019年に11連勝を記録したが、これが7回目。)
年 | 期間 | 連勝数 | シーズン順位 |
1971 | 5月13日~5月26日 | 10連勝(引き分け挟む) | 4位 |
1984 | 4月8日~4月24日 | 12連勝 | 優勝・日本一 |
1989 | 4月17日~4月29日 | 10連勝 | 2位 |
1994 | 8月21日~9月2日 | 10連勝 | 3位 |
2016 | 6月14日~6月29日 | 11連勝 | 優勝 |
2017 | 4月1日~4月14日 | 10連勝(引き分け挟む) | 優勝 |
2019 | 5月11日~5月26日 | 11連勝 | 4位 |
2023 | 7月12日~7月27日 | 11連勝 | 2位 |
長いペナントレース、10連勝以上している年は全て優勝!と言う訳にはいかない。
1971年当時、カープは未だ優勝経験がなく、ジャイアンツV9の真っ只中であった。
結果的に4位とBクラス。
1989年は開幕スタートダッシュに成功するも、結果的にジャイアンツに独走を許しての2位、1994年は終盤に追い上げを見せたが、Aクラス3位という結果に終わっている。
それでも、11連勝以上している年は優勝確率100%である。
そして、12連勝以上すれば日本一!
だが、カープは過去9度優勝しているが、この表で分かる通り、10連勝以上しなくても優勝したケースのが多い。
負けないチームが強いとはよく言うが、大型連勝する事よりも連敗しない事の方がが重要なのである。
と色々と過去8度しかない少ないデータで書いてみたが、ファンにとっては連勝中ほど楽しい事はない。
どんどん連勝街道を突っ走って行ってもらいたい!
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