前田健太の代打や代走起用はインセンティブ契約に入っているのだろうか?

前田健太が代打や代走で起用されるケースが増えている。

今後もこうした野手としての起用もあることだろう。

インセンティブ契約は投手としての結果のみ?野球人前田健太としての契約を!

前田健太が所属するロサンゼルス・ドジャースはナショナルリーグであり、DH制が採用されていない。

ピッチャーの打順のところで代打起用がどうしても生じる。

そしてメジャーリーグでは延長戦に突入した場合、試合が決するまで続くので選手の起用にはどうしても慎重になる。

その為、投手が野手として起用されるケースがあるのだ。

(延長戦が続くと、野手が投手として登板することもある。)

前田健太が代打や代走で起用される背景はアメリカ、そしてナショナルリーグならではの理由がある。

 

前田健太はポスティングシステムを利用してカープからドジャースへと移籍したが、その際にインセンティブが厚いその契約は話題となった。

日本では話題程度だが、アメリカではやや問題にもなった。

それは選手としての保証がされていない点。

インセンティブ契約が厚過ぎると球団が優位過ぎると考えられるのだ。

毎年インセンティブ契約をクリアしていかなければならないので、契約としては保証が薄く、メジャーリーガーとしての誇り・プライドにも関連するというのだ。

そんな前田健太のインセンティブ契約を調べてみると、以下のようになっている。

(基本年俸は8年総額2,500万ドル。1年あたり約313万ドル)

内容 金額
開幕ロースター入り 15万ドル




15回 100万ドル
20回 100万ドル
20回 150万ドル
30回 150万ドル
32回 150万ドル


90回 25万ドル
100回 25万ドル
110回 25万ドル
120回 25万ドル
130回 25万ドル
140回 25万ドル
150回 25万ドル
160回 25万ドル
170回 25万ドル
180回 25万ドル
190回 25万ドル
200回 75万ドル
インセンティブ満額 1,015万ドル

単年当たり313万ドルは、メジャーリーの平均年俸395万ドルに僅かに及ばないが、インセンティブを満額手にすれば基本年俸と合わせて1,328万ドルとスーパースター並みの金額を手にすることができる。

しかし、やはり代打や代走での出場に関するインセンティブ契約は交わされていないようだ。

代打や代走でケガをしてしまい投手としてのインセンティブ契約が達成されなければ、基本契約を低く抑えている球団が批判されることだろう。

今から代打や代走にインセンティブ契約を付けるよりも、やはり基本年俸を上げる事が、野球選手前田健太と契約している球団の務めではないだろうか?

 

 

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