2016年5月20日(金)対阪神タイガース@甲子園球場は、延長12回磯村嘉孝が決勝タイムリーを放ち接戦を制した。
甲子園優勝捕手は甲子園出場一家!
8回から途中出場した磯村嘉孝。
10回に回ってきた打席でも藤川球児からプロ3本目となるタイムリーヒットを放ち、迎えた延長12回、2死3塁と最後のチャンスでレフト前に決勝となるタイムリーヒットを放った。
中京大学中京高校出身の磯村嘉孝は、2年生の時に1つ上の堂林翔太とバッテリーを組んで夏の甲子園で優勝している。
これは有名な話。
翌年もキャプテンとして春夏と甲子園に出場しておて、2年春夏と合わせて計4度も甲子園に出場しているのだ。
甲子園が良く似合う男、磯村嘉孝。
しかし磯村家は、嘉孝だけでなく甲子園に出場した身内が多い甲子園一家でもある。
繋がり | 名前 | 出身校 |
祖父 | 錦吾 | 愛知商 |
父 | 吉範 | 中京* |
叔父 | 昌輝 | 中京* |
兄 | 拓範 | 中京大中京 |
*中京大中京の全身
磯村嘉孝は甲子園がよく似合う。
しかし、今後はマツダスタジアムが最も良く似合う男になってほしい。
「いつ(2軍に)落とされてもおかしくない立場。チャンスをものにできてよかった。」
本人が語っているとおりだ。
「2人目、1人目と上を目指してやっていかないといけない。」とも語っている。
石原慶幸と會澤翼の牙城を崩すのは簡単ではないだろう。
先ずは第3捕手として「ベンチでの存在感を増すこと」、これも本人が語っているが、今回の決勝タイムリーと共に、8回から12回まで0点で凌いだ強気のリードは見ていて清々しかった(恐い部分もあったけど)。
この日の先発は石原慶幸だったが、試合途中に代打會澤翼を出したのに、そのままマスクを被らずに磯村嘉孝を起用したのは、ベンチがリード面を買っているからかもしれない。
リード、打撃面、今後の成長が楽しみだ。
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