黒田博樹が登録を抹消された。
理由は、頸部の神経根症と右肩痛のためだそうだが、頸部の痛みは2009年8月15日、ロサンゼルスドジャース時代に頭部に受けた打撃の影響が未だに残っているらしい。
頭部に打球をぶつけたラスティ・ライアルにかけた黒田博樹の言葉とは?
プロ野球選手は何らかのケガや痛みを持っていて、我慢しながらシーズンを乗り切るというが、黒田博樹は7年前に受けた打球の痛みと今も戦っているとは驚いた。
その時の映像はこちら(衝撃的な映像なので閲覧注意)
⇒ Kuroda exits with an injury
右手を出しているのが黒田らしいなと感じてしまうが、打球を受けた後、直ぐに救護班が表れて、首を固定してストレッチャーで運ばれる大きなケガである。
後日、打球を当てたアリゾナダイヤモンドバックスのラスティ・ライアルが黒田博樹へ謝罪したそうだ。
「あなたにケガをさせてまで、メジャーにしがみついていたくない」とまで考え思い詰めていたが、そんなライアルに対して黒田博樹はこう返事をした。
「気にしないでください。でも後に、私が「ライアルから頭部直撃の打球をくらった」と自慢できるような大物選手になってください。」
さすがは黒田博樹、カッコイイ。
ラスティ・ライアルはその後、大物選手になったのだろうか?
年 | 所属 | 試合数 | 打数 | 安打 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
2009 | アリゾナ ダイヤモンドバックス |
30 | 59 | 16 | .271 | 3 | 9 |
2010 | 104 | 207 | 54 | .261 | 3 | 11 | |
2011 | 読売ジャイアンツ | 33 | 96 | 19 | .198 | 0 | 4 |
黒田博樹に打球を当てたのは26歳でメジャーデビューのシーズン。
精神的に参ってしまったのか、それほどの成績は残せなかった。
2011年には読売ジャイアンツに所属した。
ラスティ・ライアルの父は中日ドラゴンズで活躍したマーク・ライアルであり、日本にもとても関係が深い選手である。
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