ロサンゼルスドジャースの前田健太が、2016年4月23日(土)の対コロラドロッキーズ@クアーズフィールドで日米通算100勝を達成した。
名球会へあと100勝!黄金世代で100勝、1000安打を達成している選手は?
前田健太の日米通算100勝は、本人も語っているとおり通過点に過ぎないだろう。
名球会を基準に考えるのであれば、投手は200勝なのでちょうど半分まできた。
前田健太は1988年生まれで黄金世代と言われるが、この世代で名球会の半分まで到達している選手はどれほどいるか調べてみた。
(記録は2016年4月24日現在)
【投手】
順位 | 名前 | 勝利数 | 所属 |
1位 | 田中将大 | 125 | 東北楽天ゴールデンイーグルス -ニューヨークヤンキース |
2位 | 前田健太 | 100 | 広島東洋カープ- ロサンゼルスドジャース |
投手で100勝を達成しているのは、田中将大と前田健太の2人だけ。
この2人に続くのは北海道日本ハムファイターズの吉川光夫の44勝であり、勝ち星を積み重ねることの難しさがわかる。
ハンカチ世代と言われることもあるが、斎藤佑樹は通算14勝である。
【野手】
順位 | 名前 | 安打数 | 所属 |
1位 | 坂本勇人 | 1257 | 読売ジャイアンツ |
野手で1000本安打を達成しているのは坂本勇人の一人しかいない。
88年世代にはシーズン最多安打記録を持つ埼玉西武ライオンズの秋山翔吾やトリプルスリーを達成した柳田悠岐もいるが、2人とも大学卒ということもあり、各々の安打数は701と501。
2人とも大学卒なので、高校卒業後直ぐに活躍した選手との差はなかなか埋められない。
高卒ルーキーとして活躍していた田中将大、2年目の開幕戦からレギュラーとなった坂本勇人、そして、2年目のシーズン途中からローテーションに入った前田健太の数字が抜けている。
黄金世代と言われても、実績を積み重ねられる選手は多くない。
前田健太もこれからメジャーでどれだけの勝ち星を上げていくだろうか?
150勝、200勝と田中将大を追い越すくらいのペースで勝っていってもらいたい。
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