ブラジル出身選手で3人目の勝利投手となった仲尾次オスカル

2016年のルーキーで最も早く勝利を上げた仲尾次オスカル。

ブラジル出身の選手としては、3人目の勝利投手となった。

3人のうち2人はカープの選手である!

カープでは玉木重雄に次いで2人目のブラジル出身選手

ブラジルといえばサッカーのイメージが強いが、WBC(ワールドベースボールクラシック)にも出場していたりと野球も行われている。

人口も多く、身体能力の高い人も多いので、本気で野球に取り組んだら、強いナショナルチームが構成できると思う。

また、ヤクルトスワローズはブラジル野球連盟と野球アカデミーを共同運営しており、12〜18歳の選手を40人程寮で育成しているそうだ。

日本から移民でブラジルに渡った人もおり、野球に馴染みのある人も多いのだろう。

ブラジルはサッカーだけの国ではない!

日本のプロ野球にも、これまで14人のブラジル出身選手が在籍してきた。

そのうち、投手は6人いるが、勝利投手となったのは3人しかいない。

名前 経歴 在籍







玉木重雄 カスペル・リベロ高
-三菱自動車川崎
広島
楽天
1996-2004
2005
351
22
32
2
23
0
486
23
3.89
3.52
片山文男 ヤクルトアカデミー
-日章学園
ヤクルト 2003-2005 一軍登板なし
アンダーソン
・ゴメス
アフタメロ高校
(中退)
ダイエー
ソフトバンク
2002-2005 一軍登板なし
ラファエル・
フェルナンデス
ヤクルトアカデミー
-白鴎大学
東京
ヤクルト
2009-2013 10 1 0 13 8.31
金伏ウーゴ 佐野日大
-白鴎大学
東京ヤクルト
読売
2012-2015
2016~
2 0 0 1.2/3 27.00
仲尾次オスカル ジガンテ野球クラブ
-ヤクルト野球アカデミー
-カントリーキッズ高校
-白鴎大学
ー本田技研工業
広島 2016~ 2 1 0 1.2/3 0.00

*2016.3.27現在
*アンダーソン・ゴメスは途中で外野手にコンバートされている

仲尾次オスカルは開幕3連戦で2試合に登板。

共に僅差の試合中での登板で結果を残しており、試合終盤の大事なサウスポーとして、シーズンでの活躍が期待される。

(潰すほどの登板数は避けてほしい。)

カープには仲尾次オスカル以前に、玉木重雄というブラジル出身の選手がいた。

玉木重雄は、ブラジルで日系3世として生まれエンリケ・シゲオ・タマキというブラジル名を持っている。

1999年に帰化して日本国籍となっている。

カープには計9年在籍し、右投げであったが、仲尾次オスカルと同じようにリリーバーとしてチームに大きく貢献した。

仲尾次オスカルがカープは長年課題としてきた中継ぎサウスポーである。

玉木重雄以上の数字を残していってもらいたい。

 

 

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