2016年もオープン戦が終了し、いよいよシーズンへと突入する。
オープン戦首位は新監督金本知憲が就任した阪神タイガース。
カープは8勝6敗2分け、6位でオープン戦を終えた。
オープン戦の成績は純粋なプレシーズンマッチの成績ではない⁉
2016年のオープン戦のチーム順位は以下の通り。
、
過去3年、オープン戦を制したチームがリーグ優勝を果たしている。
(2013年:読売、2014、2015年:福岡ソフトバンク)
だからと言って、阪神タイガースが優勝するとは言えないだろう。
というのも、近年は練習試合も多く組まれている。
単純にオープン戦の順位がチームの優劣を決定するものではない。
ところで、オープン戦と練習試合、何が違うのだろうか?
オープン戦はNPB(日本野球機構)管轄の下で行われ、チケットも公式戦同様に発券される。
ルールも公式戦同様である。
(但し、セントラルリーグ本拠地の試合でも指名打者制度の適用可能)
一方の練習試合は、当該チーム同士の話し合いで行われる試合。
NPB関係なく、韓国など沖縄・宮崎でキャンプを張っている海外チームとの対戦も可能。
ルールも話し合いで決めることができ、例えば9回裏は勝っていても負けていても行うといった感じだ。
裏のチームが勝っていると通常は9回裏が無くなるが、それだと1イニング投げられない投手が出てくるので、その分投手の調整が遅れる。
このように、ルールを多少変えてでも行えるのが練習試合の利点である。
また、今年は中止になったがカープは3月中旬に社会人との対戦や大会にも出場している。
一昔前と比較して、対外試合はオープン戦だけという時代ではなくなった。
オープン戦と公式戦とは全く関係ないと言うが、カープは勝ち越してシーズンに突入する。
「勝ちグセ」も必要なチーム、「勝ちグセ」を忘れないように、開幕を迎えてもらいたい。
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