プロ野球も2月末でキャンプを打ち上げ、既に東京ドームでオープン戦が行われるなど、各球団地元に戻ってきた。
数年前に比べたら、地方でのオープン戦が減ったなぁと思い日程を見ていたら、球場名にユーピーアール、ウインクと書かれていて、目が留まった。
ネーミングライツは広告宣伝するのが目的ではないのか?
2016年のオープン戦、地方球場での試合は、広島が福山、中日が刈谷や小牧といったお膝元で開催したり、日本ハムが2軍本拠地の鎌ヶ谷、楽天が秋季キャンプ地の倉敷で行ったりと、地方球場と言えど、球団に関連のある場所で行うケースが多い。
これらを除いたオープン戦の開催球場は、京都わかさ、明石トーカロ、ユーピーアール、静岡、ウインク・・・
聞き慣れない球場名が多いが、静岡を除けば全てネーミングライツで球場名を売却しているのである。
球場名 | ネーミングライツ名 | 会社名 |
京都市西京極総合運動公園野球場 | 京都わかさスタジアム | 株式会社わかさ生活 |
兵庫県立明石公園第一野球場 | 明石トーカロ球場 | トーカロ株式会社 |
宇部市野球場 | ユーピーアールスタジアム | ユーピーアール株式会社 |
姫路市立姫路球場 | ウインク | 姫路ケーブルテレビ株式会社 |
私が知っているのは、健康食品を扱っているわかさ生活だけである。
トーカロ株式会社は表面改質(表面処理)を主体とする金属加工会社、ユーピーアール株式会社はパレット・物流機器のレンタル・販売・リサイクルを行うサービス業者、そして姫路ケーブルテレビ株式会社は同局の愛称であるWINK(ウインク)で球場を命名しているが、どれも地元の企業である。
宣伝広告なので、知らないものを知らしめるという意味では意味があると思うが、「ウインク」で伝わるのだろうか?と思ってしまう。
それでも、私がこうして調べてみたように、多くの人が「なんじゃこりゃ?」と思って知ってもらう事を狙っているのだろう。
なんだかんだで私が術中にはまっている。。。
関連記事:
- None Found