シアーホルツは安定のマツダスタジアム、長打はビジター球場?

2015年7月10日(金)対中日ドラゴンズ@ナゴヤドーム。

初回二死からシアーホルツが二塁打を放ち、その後に新井貴浩のタイムリーで先制、同点に追いつかれた後の3回にはシアーホルツが2ランホームランを放ち、3-2で接戦を制した。

シアーホルツはビジター&ドームの序盤で試合を決める本塁打を放つイメージ?

シーズン開幕後に来日したシアーホルツ。

各外国人選手が怪我をしており、その穴埋めで緊急補強された。

あまりに緊急すぎて、日本野球に慣れることなく1軍に昇格され、全く成績を残せなかった。

大丈夫かいな?と思ったが、ファームでしっかりと調整をしてからは、安定したバッティングで3番に入り、打線の軸となっている。

シアーホルツの成績を見ていると、ホームマツダスタジアムとビジターでの成績がちょっと違うことに気付く。

試合数 打席 打数 安打 打率 本塁打 打点 四球 三振
ホーム 22 81 79 23 .291 1 8 2 24
ビジター 22 90 86 24 .279 7 18 4 21

マツダスタジアムでは打率3割弱。

来日直後の不振を除けば、3割を超えているだろう。

しかしながら、ホームランは1本のみ。

ホームランはビジターで7本も打っているのだ。

そして、7本のうち5本がドーム球場(東京ドーム、ナゴヤドーム、ヤフオクドーム、京セラドーム、西武プリンスドーム)である。

これだけ敵地でホームランを放つ選手も珍しいと思う。

それも試合の序盤の先制ホームランのイメージが強い。

 

カープはこれまでホームで20勝19敗1分、ビジターで17勝20敗とビジターでやや分が悪い。

セントラルリーグのドーム球場は東京ドームとナゴヤドームの2球場。

シーズン終盤になれば、敵地でも負けられない戦いとなる。

そんな時にビジター&ドームで強いシアーホルツの存在は心強い。

 

それでもやはり、ホーム・マツダスタジアムでのホームランも見たいし、四死球の少なさも気になるところである。

 

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