2015年センバツもあっという間に決勝戦。
共に初優勝を目指す福井の敦賀気比vs北海道の東海大四。
21世紀枠の勝率は3割を超えられない?
敦賀気比は福井県勢として春夏通じて初の優勝を目指し、東海大四は北海道勢としてセンバツ初優勝を目指す。
(夏は、2004-2005年に駒大苫小牧が連覇した経験あり。)
両校ともに秋の北信越・北海道を制して秋の神宮大会に出場した実力校、熱い戦いを期待したい。
東海大四は、このセンバツの1,2回戦で21世紀枠での出場校を撃破してきた。
1回戦では愛知県の豊橋工業を、2回戦では愛媛県の松山東を退けた。
共に接戦であったが、北海道大会を制したチームとしては簡単には負けられなかっただろう。
一方の和歌山県の桐蔭を含めて21世紀枠で出場した3チームは、松山東が1勝したものの1勝3敗で勝率.250。
以前、これまでの21世紀枠出場校の通算成績を記事にしたことがあるが、昨年までの通算成績は15勝36敗で.304。
今回の3チームを見ても、ほぼデータ通りの結果となった。
私は21世紀枠不要論派。
これらの3チームに秋の県大会・地区大会で勝ったのにセンバツに出られないチームがある。
これは不公平だと感じる。
これまで甲子園に出場したことがない、数十年出場から遠ざかっているチームが対象になっているが、現役球児にしたら関係のない話。
彼らにとっては、春夏合わせて5回しか出場する機会はないのである。
興行面でプラスがあるのだろうか?
21世紀枠で出場する高校は、地域のパワーもあり数十台、時には百台以上のバスで大応援団が甲子園にやってくることが多い。
売り上げへの貢献が大きいのかもしれないが、高校野球として求めていることなのだろうか?
スポーツマンシップに則り・・・というが、そうであれば、選考基準も公平でなければならないだろう。
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