カープから他球団に移籍して活躍した外国人助っ人・投手編

カープの助っ人外国人は他球団に移っても活躍する選手が多い。

昨日の野手編に続いて、今日は投手についてまとめてみたい。

カープから他球団に移った外国人助っ人のまとめ

2014年にカープに在籍したバリントンとミコライオはカープ助っ人外国人最多の40勝と73Sをそれぞれ上げている。

カープが優勝するにはもう1ランク上に行かねばならず、及第点の成績であった2人との契約を2015年には更新しなかった。

この2人、おそらくオリックス、楽天でもそこそこの成績を上げることだろう。

過去、カープに在籍した外国人で他球団に渡って活躍した投手は多い。

 

◆ネイサン・デレク・ミンチー
1998-2000年カープ在籍。
2年目は故障もあって2勝しかできなかったが、1年目と3年目にはそれぞれ15勝、12勝とローテーションの中心選手であった。
2001年に千葉ロッテに移ると、いきなり最優秀防御率賞を獲得するなど2003年まで連続2桁勝利。
中4日で登板できるので、1998年、2000年、2002年とシーズン最多先発登板数を記録しているのも特徴。
また、カープ助っ人投手陣は長身の選手が多いが、ミンチーは2mを超え203cm。
2009年から、読売ジャイアンツの駐米スカウト務めている。

◆トム・デイビー
2003-2005年カープ在籍。
先発投手として期待されたが故障が多く、勝ち星は5,3,6勝で、2005年を持って戦力外に。
2006-2007年と在籍したオリックスバファローズでは、先発ローテーションで10,8勝の成績を残し、潜在能力があったことは証明された。
身長は200cm。

◆ショーン・リード・ダグラス
2006-2007カープ在籍。
2006年は開幕から順調に勝ち星を上げ、どこまで勝ち星を伸ばすんだろうと思ったが、故障してしまい9勝止まり。
2007年は登板することなく戦力外に。
2008年シーズン途中に東京ヤクルトスワローズと契約を結び、6度の先発で2勝したが右ひじに違和感を覚えて、戦力外に。
ケガがなければどれだけの成績を残せていたが気になる選手。
身長は198cm。

◆ジャンカルロ・カルロス・アルバラード(ジオ)
2010-2011年カープ在籍。
インステップする投球フォームと、パッと見ではよくわからない動くストレートが武器であったが、先発投手として8,3勝と成績を残せなかった。
翌2012年は横浜DeNAベイスターズに在籍したが、1勝しかできずに戦力外に。
2013WBCにプエルトルコ代表に選手され、決勝戦で先発した時にはとても驚いた。
身長は193cm。

◆デニス・スコット・サファテ
2011-2012年にカープ在籍した記憶に新しい選手。
1年目からストッパーとして活躍したが、シーズン終盤に鼠径ヘルニアで戦線離脱。
その影響もあってか、2012年は思ったほどの活躍が出来ずに戦力外に。
2013年埼玉西武ライオンズ、2014年からは福岡ソフトバンクホークスに在籍し、2014年日本シリーズ胴上げ投手。
身長は193cm。

 

全員が全員活躍している訳ではないが、ケガの影響もあったりとすることを考えると、カープ外国人助っ人を見るスカウトの眼力は素晴らしいと感じる。

しかし、長身選手が多い。。。

 

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