2015年シーズンの新スタッフで秋季キャンプがスタートしている。
2軍監督には、退任した内田順三の代わりに高信二が就くことがきまった。
そして今シーズン高信二が担当していた3塁ベースコーチ、石井琢朗が担当することになるようだ。
重要なポジションである3塁ベースコーチ
野球を含めて多くのスポーツでの監督・コーチの仕事は、練習で選手のスキルアップや適性把握(コンバートなど)を行い、それを実際の試合でメンバーを組み試合を動かしていくこと。
ラグビーなどは監督がベンチに入ることもないが、野球は背番号付のユニフォームまで着てベンチに入る特殊なスポーツ。
そして監督以上に試合に入り込むのが3塁ランナーコーチだ。
ベンチ(監督)の意思をバッターやランナーに伝えるためにサインを送るだけでなく、実際にダイヤモンドを駆け巡るランナーにも指示を出す。
ある意味プレーに入り込んでいるとも言える。
それだけ重要な3塁コーチャーを来シーズンから石井琢朗が務めることになるようだ。
昨年・今年と1塁コーチャーズボックス担当であったが、試合を見るたびに、「石井琢朗は3塁コーチャーのが良いだろ?」と思っていた人は多いはず。
4度の盗塁王を獲得し、通算盗塁数は358。
またショートでの史上最多出場記録を持っており、広くグラウンドを把握できる能力を持っていると思う。
経験値も多いことから、試合の流れを読むことにも長けているはずだ。
そして何より「責任感」が強いところが良い。
試合を左右する判断が何度も訪れると思うが、石井琢朗は責任を持って右手を回してくれるはずだ。
3塁コーチは下手をすると「壊れた信号機」と揶揄されることもある。
しかし、3塁コーチャーが石井琢朗であればファンも納得して試合を見れるのではないかと思う。
関連記事:
- None Found