カープと言えばFA流出、選手を育ててはエースと4番を持っていかれるという負のイメージがあります。
実際に、
江藤智 ⇒読売ジャイアンツ(1999年)
金本知憲⇒阪神タイガース (2002年)
新井貴浩⇒阪神タイガース (2007年)
黒田博樹⇒ロサンジェルスドジャース(2007年)
高橋建 ⇒トロントブルージェイズ (2008年)
大竹寛 ⇒読売ジャイアンツ(2013年)
大竹寛で7人目です。
しかも、FAで誰も入団しておらず悲しい球団・・・ですが、カープ以上に悲しい球団が存在します。
それは埼玉西武ライオンズ。
今年も片岡治大が読売ジャイアンツへのFA移籍がきまりましたが、過去にも、
工藤公康 ⇒ダイエーホークス(1994年)
石毛宏典 ⇒ダイエーホークス(1994年)
清原和博 ⇒読売ジャイアンツ(1996年)
松井稼頭央⇒ニューヨークメッツ(2003年)
豊田清 ⇒読売ジャイアンツ(2005年)
和田一浩 ⇒中日ドラゴンズ(2007年)
細川亨 ⇒ソフトバンクホークス(2010年)
土肥義弘 ⇒米独立リーグ、ランカスターバーンストーマーズ(2010年)
ミンチェ ⇒オリックスバッファローズ(2011年)
帆足和幸 ⇒ソフトバンクホークス(2011年)
片岡治大 ⇒読売ジャイアンツ(2013年)
広島より多い11人が移籍しております。
中島聡、石井一久をFA移籍で獲得しているものの、プラスマイナスでも9人。
広島より流出が多いです。
更に、森慎二と松坂大輔がポスティングでメジャーへ移籍してますので、FA+ポスティングでの流出がえげつないです。
カープとライオンズで何が違うかと言えば、ライオンズは毎年強いチームを作っている事。
21世紀に入ってからの成績でも、リーグ優勝3回、Bクラスになったことは2回しかありません。
選手が抜けても次の選手が出てくる、選手を育てると言う意味ではカープの何倍も上をいっています。
実は西武だけではなく、日本ハムも今年の鶴岡慎也でマイナス7人。
ご存知の通り、札幌に本拠地を移してからは力を付けているチームです。
カープも負けてはいられないのです。
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カープがFAで負の印象が大きいのは、メジャーリーグに行った2人を除いては、読売ジャイアンツと阪神タイガースの2チームのみの移籍であり、その2チームが同一リーグ、日本を代表するチームであるが故かなと思います。
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