カープ、マツダスタジアムでの秋季練習から、場所を日南に移して秋季キャンプを行っている。
低調な打線で何試合も勝ちゲームを落としてしまった2015年シーズンの反省を踏まえ、新任打撃コーチ石井琢朗はスイング量を増やして徹底的にしごくようだ。
1日1000スイングは超ハード
石井琢朗は文字を書いたボールを打たせて動体視力を上げたり、チューブで後ろから体を引っ張ってバランスを矯正したりと豊富なアイデアで打撃力向上を図っている。
しかし、一番はバットを振ることをテーマに1日800~1000スイング、休日を含んで21日間のキャンプで20,000スイングを目指している。
振る力が全ての練習の基本だと思うので、振って振って力を付けてほしい。
だが、1日1000スイングはとてもハードだ。
私も高校野球をやっていたが、練習の最後に200スイングの素振りが課せられていた。
200スイング、黙々と振るだけで30分以上がかかる。
もちろんコースや球種をイメージして、自分のスイングをチェックしながらではあるが、とても辛い。
1000スイングは素振りだけでなく他の練習も含めてだが、フリーバッティングは気持ちの良さがあるものの、ティーバッティングなどはとても地味で疲れがドッと出る練習である。
高校時代に朝練から始まり夜までで振っていたスイング量は400~500スイングだろうか?
それでも毎日クタクタだった。
もちろんプロである選手たち、私と比較できないほどの体力はあるはずだが、素振りだけでなく、特守やランニングも入ってくるので、相当厳しく力が付くキャンプになっていると期待したい。
ここぞの場面で打てないカープから一皮剥けるために、今の時期は手の皮を剥くしかない!!
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