崩壊気味のリリーフ陣を立て直すべく、ルーキー時代から先発での登板したなかった大瀬良大地がリリーバーに転向となった。
大瀬良大地も先発では巡り合わせが悪かった部分もあり、リリーバーでリズムを取り戻し、大エースとなるための経験を積んでほしいと思う。
大瀬良大地の起用法を固定せよ!
大瀬良大地の一時的なリリーフ転向には異論はない。
大瀬良大地自身も、先発では打撃陣との巡り合わせも悪く勝ち星を拾えていなかったこともあり、配置転換で気分転換するのもいいだろう。
リリーフ陣の現状を見ていると気分転換などと呑気なことは言ってられないが、リリーフの経験は大瀬良大地にとって大きな財産になるはずだ。
しかし、慣れていないリリーフ、どのような起用法にするかははっきりとしておかなければ大瀬良大地を潰しかねない。
2015年6月10日(水)の埼玉西武ライオンズ@西武プリンスドームで4-2と2点リードの7回から登板した。
7回に2安打を浴びるものの何とか0点に抑えてお役御免・・・と思ったら、なんと8回もマウンドにあがった。
7回の1イニングで21球も投じたのに2イニング目も行かせたのは、元々先発投手なのでスタミナがあると判断してのことだろうか?
結果的に2イニングを投げて49球、中1日、もしくは中2日と開ける必要があり連投は無理だ。
慣れていない中継ぎ待機、きちっと1イニング、セットアッパーなのかクローザーなのかを決めて起用しなければリリーバーの整備ができないどころか、大瀬良大地自身を潰しかねない。
2点を取られて同点にされたという結果はさておき、その起用法に疑問が残る。
もしかしたら、直ぐに先発に戻そうと考えているのだろうか?
短期的・長期的、両方の側面からきちんと大瀬良大地に起用法の意図を伝えないとベンチとの信頼はどんどん希薄なものになってしまうと思う。
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