祝!!ロサリオ球団6人目のサイクル安打達成に対する”うんちく”

ライネル・ロサリオが62人目(66回目)のサイクル安打を達成した。

 

カープサイクル安打に対するうんちく

ロサリオのサイクル安打は62人目(66回目)。

12球団なので、球団別で考えれば6人目は平均的。

過去のカープでのサイクル安打達成者は以下の通り。

名前 日付 対戦相手 球場 備考
山川 武範 1952年6月26日 国鉄 後楽園
大和田 明 1959年6月20日 大洋 広島市民
衣笠 祥雄 1976年7月7日 巨人 札幌円山
山本 浩二 1983年4月30日 阪神 甲子園 疑惑有り!?
金本 知憲 1999年4月24日 中日 広島市民
ロサリオ 2014年9月2日 読売 長野 逆ナチュラル

過去のサイクル安打に対する知識はあまりないのだが、山本浩二のサイクル安打達成にはある疑惑が。

甲子園での対阪神タイガース戦で三塁手は掛布雅之。

残るは3塁打だけとなった時点で、山本浩二は掛布雅之にプレッシャーを掛けていたそうだ。

「わかっとるやろうな!!」と。

その後の打席、山本浩二は左中間を真っ二つに割る打球を放つ。

通常であればセカンドで止まる打球であるが、残るは3塁打のみ。

猛然とサードを目指し、中継されたボールとの勝負。

アウトのタイミングに見えたが、掛布雅之は下がる様にボールを取り、山本浩二のサイクル安打達成。

テレビで笑いながら話していたが、今となっては時効であろう。

 

サイクル安打は大きな球場のが間違いなく有利だ。

一番出難いとされる三塁打が生まれやすい。

金本知憲は広島市民球場で達成。

打順も周りの悪い7番。

状況の悪い中でも達成してしまうところがアニキの本領だろうか?

 

ロサリオのサイクル安打達成は逆ナチュラル。

単打 ⇒ 2塁打 ⇒ 3塁打 ⇒ 本塁打の順番がナチュラルで、ロサリオはその逆の順番で達成しており、逆ナチュラル。

これは2004年4月13日に中日時代のアレックス・オチョアが達成して以来2人目。

珍記録と報じているところもあるが、確率論的には達成する順番は24通りあるので、66回目の達成で2人目は珍しいことではない。

 

ロサリオのサイクル安打達成試合、カープは16安打も放ちながら残塁13の拙攻で4-9の敗戦。

勝ちに繋げられなかったのが残念でならない。

 

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