1965年から始まったプロ野球ドラフト会議。
その醍醐味の一つは、複数球団が同一選手を指名した結果起こる、抽選である。
これまで指名された競合球団が最も多い選手は誰になるのだろうか?
ドラフト最多指名競合選手は野茂英雄と小池秀郎の8球団!
1965年に始まったドラフト会議、制度は何度か変更されており、逆指名・自由獲得枠制度導入時にはくじ引きの醍醐味が無かった時期もあるが、2006年を最後に廃止となり、くじ引きの楽しみが再び味わえるようになった。
そんなプロ野球ドラフト会議で指名競合球団が多かった選手トップ5をまとめてみた。
順位 (球団数) |
名前 (所属) |
年 | 球団名 |
1位 (8) |
野茂英雄 (新日鉄堺) |
1989 | 阪神タイガース ロッテオリオンズ ヤクルトスワローズ 横浜大洋ホエールズ、 福岡ダイエーホークス 日本ハムファイターズ オリックスブレーブス 近鉄バファローズ |
小池秀郎 (亜細亜大) |
1990 | 阪神タイガース ヤクルトスワローズ ロッテオリオンズ 中日ドラゴンズ 日本ハムファイターズ 広島東洋カープ 近鉄バファローズ 西武ライオンズ |
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3位 (7) | 福留孝介 (PL学園) |
1995 | 近鉄バファローズ 中日ドラゴンズ 日本ハムファイターズ 読売ジャイアンツ 千葉ロッテマリーンズ オリックスブルーウェーブ ヤクルトスワローズ |
清宮幸太郎 (早稲田実) |
2017 | 千葉ロッテマリーンズ 東京ヤクルトスワローズ 北海道日本ハムファイターズ 読売ジャイアンツ 東北楽天ゴールデンイーグルス 阪神タイガース 福岡ソフトバンクホークス |
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5位 (6) |
岡田彰布 (早稲田大) |
1979 | 西武ライオンズ ヤクルトスワローズ 南海ホークス 阪神タイガース 阪急ブレーブス 近鉄バファローズ |
清原和博 (PL学園) |
1985 | 南海ホークス 日本ハムファイターズ 中日ドラゴンズ 近鉄バファローズ 西武ライオンズ 阪神タイガース |
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大場翔太 (東洋大) |
2007 | オリックスバファローズ 横浜ベイスターズ 福岡ソフトバンクホークス 阪神タイガース 北海道日本ハムファイターズ 読売ジャイアンツ |
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菊池雄星 (花巻東) |
2009 | 埼玉西武ライオンズ 阪神タイガーズ 東京ヤクルトスワローズ 東北楽天ゴールデンイーグルス 中日ドラゴンズ 北海道日本ハムファイターズ |
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大石達也 (早稲田大) |
2010 | 横浜ベイスターズ 東北楽天ゴールデンイーグルス 広島東洋カープ オリックスバファローズ 阪神タイガース 埼玉西武ライオンズ |
赤字は交渉権獲得球団。
小池秀郎と福留孝介は入団拒否している。
小池秀郎は松下電器に入社後、1992年のドラフトで近鉄バファローズに1位指名されて入団(複数球団の重複はしなかった)。
福留孝介は日本生命に入社後、1998年のドラフト会議で中日ドラゴンズを逆指名してドラフト1位で入団している。
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