プロ野球史上最大逆転試合は何点差?

2017年5月6日、阪神タイガース対広島東洋カープ@甲子園球場、5回表までに9-0と大量リードするものの、そこから9点差を逆転されてしまった。

プロ野球史上最大の逆転は10点差!

1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 2 2 0 2 3 0 0 0 0 9
阪神 0 0 0 0 1 7 3 1 × 13

タイガースが9点差を逆転をしたのは球団記録。

カープが9点差を逆転されたのは1995年7月30日の対中日ドラゴンズ戦以来2度目となるが、9点差の逆転を2度経験しているのはカープとオリックスの2チームしかない。

ちなみにであるが、この1995年の試合には、両チームの現監督が出場している。

(金本知憲は5番レフト、緒方孝市は代走からの途中出場。)

 

では、プロ野球での最大逆転差は?といえば10点差となっていて、過去4度記録されている。

【1949年(昭和24年)10月2日大陽ロビンス対大映スターズ@衣笠球場】

1 2 3 4 5 6 7 8 9
大映 1 0 9 0 0 0 0 0 0 10
大陽 0 0 0 0 0 3 4 3 11

【1951年(昭和26年)5月19日大洋ホエールズ対松竹ロビンス@大分球場】

1 2 3 4 5 6 7 8 9
松竹 0 0 0 0 1 1 3 5 3 13
大洋 0 3 4 1 1 3 0 0 0 12

【1997年(平成9年)8月24日近鉄バファローズ対千葉ロッテマリーンズ@大阪ドーム】

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
ロッテ 5 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 10
近鉄 0 0 1 1 4 0 3 0 1 0 0 11

【2017年(平成29年)7月26日東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ@神宮球場】

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
中日 0 3 0 3 4 0 0 0 0 0 10
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 2 8 0 11

 

大量得点差の逆転ゲームは、先に大量リードをしたチームが試合の途中からパタリと得点できなくなっていることに特徴があるようだ。

油断なのかもしれないし、負けているチームのリリーバーが勢いを止めているのかもしれない。

『勝負は下駄を履くまでわからない』とはよく言われているが、野球は流れのスポーツ、試合の最後まで流れを渡さないと、どんな結果になるかは分からない。

 

 

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